149話 第九ステージ 笑顔 ページ14
カイ「………ああ」
アン「鬼ヤローが知っててなんで俺たちには言わなかったんだよ」
ザク「それは…」
戸惑い、カイコクに助けを求めるようにザクロは顔を向けた。
カイコクは、はー…っと溜め息をついてから、顔を上げた。
カイ「俺が言わないように頼んだんでぇ(大嘘)
レイラちゃんにとっても、あんま良い思い出じゃなかった見てェだしな」
アカ「良い思い出じゃなかったって…でもこんなに楽しそうに話してますよ?」
カイ「その辺はレイラちゃんに直接聞いてくれィ…」
結局、レイラの個人情報なんて誰も知らなかった。
ザクロでさえも事件のことは知らず、
本人に聞くことしかできない。
無理やり言わせても意味がない。
それも、レイラが口を結べば一生わからないことになってしまう。
自分達が、そこまでレイラの信用を買っているのか、
嫌われてはいないか。
こちらが疑っている身なのに、心を開いてくれるのか。
それでも彼等は諦めず、彼女のことを知ろうとする。
一番傷ついているのはレイラだと知っているから、
だけじゃない。
本来支え会うために側にいる仲間に傷つけられた、
失われた彼女の笑顔を、
取り戻すために。
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西音蘭(プロフ) - 魔理沙さん» 紫!本当に一文字でしたありがとうございます!大体色が決まってきたので選択にしようかな…ありがとうございます! (2019年8月13日 18時) (レス) id: 1180864eae (このIDを非表示/違反報告)
魔理沙 - 紫 (2019年8月11日 19時) (レス) id: 39328a91f7 (このIDを非表示/違反報告)
西音蘭(プロフ) - 槙さん» 意見(?)ありがとうございます!薄紫とか藍色の落ち着いた色と、瞳の色系があるわけですね…!参考にさせていただきます!! (2019年7月21日 21時) (レス) id: 1180864eae (このIDを非表示/違反報告)
槙 - 色ですか…私もウナさんと同じように、薄紫かなぁと思います。あとは…瞳のいろとかですかね?頑張って下さい応援しています!! (2019年7月21日 13時) (レス) id: 7a5ce467a8 (このIDを非表示/違反報告)
西音蘭(プロフ) - お姉ちゃんありがと!感謝してるー(棒)感謝してる!から!! (2019年7月18日 21時) (レス) id: 1180864eae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:西音蘭 | 作成日時:2019年5月24日 21時