おわり。 ページ25
「もう怪我とか大丈夫なのかよ」
「大丈夫だよ！元気元気！！」
ぴょんぴょんと飛び跳ねながら勝己の周りを走る。
止めるのが面倒なのか彼はドラゴンさんを見る
「で、俺に用があるんだろ」
「さすが勝己…鋭いね……」
少しとはいえ一緒に居たから分かるのかな？
と冗談を口に出すと彼は自身の目のように顔を赤く染めていった。
怒られましたとも。
「これからの事を勝己に伝えようと思って…さ」
「あ？これからの事…？」
「私…相澤先生の所に行こうと思ってね」
治癒をして貰っていた時に聞いた話。
怪我をしたと聞いた時に相澤先生は凄く心配して動揺をしたらしい…
それは一番身近にいる親族として、叔父として
彼にはありえないミスの連発だよって
「それに勝己とドラゴンさんにこれ以上迷惑かけられないしね」
こっちが本音に近い…と言っても過言じゃない。
だって関係ないのにこれ以上巻き込みたくな………
「_______かっ、」
「ん？」
「てめぇが、"初めてあった時から好きだった"っつたのは嘘か！！」
「へっ！？」
唐突に告白の事を蒸し返されて顔が暑くなった。
「Aと結婚する為にババァ共説得して、クソ立派な新居も見つけたぞ！」
「えぇっ！？」
「だから、俺と結婚しろやぁ！！」
いつもみたいに怒鳴りながらも真剣な顔。
そんな勝己を見て断れるわけもなく…
「……はいっ」
_______そして事は進む。
2年後。(4月20日 爆豪勝己 誕生日)
「爆豪勝己。A。
2人は何があっても愛し合う事を誓いますか？」
「「誓います。」」
私達は結ばれ、人生を共にすると誓い合った。
その結婚式の参列者の中には…
「お母さん！！」
「Aとても綺麗よ…」
私の母の姿もあった。
つい2日前に居場所を突き止めて相澤先生率いる
プロヒーローが救出したらしい
それも大事なことなんだけど…
「ねぇ、勝己」
「あ？」
「私と勝己と出久くんって幼馴染だったんだね」
初めて兄さんが見せてくれた夢。過去の中に居た
幼い私と2人の少年…あれは間違いなく勝己と出久くんだったんだ。
「思い出すの遅せぇよ」
彼は控えめな笑顔を見せて私の頭を撫ぜた。
___________________________________END。
終わり
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猫太(プロフ) - 黒猫さん» ありがとうございます！出来るだけ早く更新できるように頑張ります！ (2017年12月28日 11時) (
レス) id: 89a089bb8f (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - 更新楽しみに待ってます(*^_^*) (2017年12月26日 22時) (レス) id: 04cf0d7a4d (このIDを非表示/違反報告)
猫太(プロフ) - りんご飴さん» ありがとうございます！お楽しみ頂けるように頑張ります！ (2017年12月24日 16時) (レス) id: 89a089bb8f (このIDを非表示/違反報告)
りんご飴 - 凄いです！ＥDのやつですね！続き楽しみに待ってます！ (2017年12月24日 15時) (レス) id: 65eac10195 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫太 | 作成日時：2017年12月21日 13時
