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「…ダメだ…国王はこの国を捨てるつもりだ」
あの平凡な日々から数日、珀鉛病はフレバンス全域に広がった。
ロー君達も例外ではなく、珀鉛病にかかってしまった…
医院長達と私は珀鉛病に効く薬がないか実験を繰り返したが、病状を遅らす薬しか作れなかった…
「船も政府に管理されてしまって出港する事が出来ない…」
「せめて子ども達だけでもこの国から出せれば良いのに…政府はこの国をどうするつもりなんだ…」
商船の船長や船員達は珀鉛病にはかかっていなかったが、この国の状態を外に漏らさないようにする為、政府に出港を禁じられてしまった。
「ルイお姉ちゃん…熱いよぉ…」
「ラミちゃん…この熱冷ましの薬を飲んだら少し楽になるからね。苦いけど頑張って飲んでね。」
病室でベットに横になっているラミちゃんに薬を飲ましながら、治してあげられない歯痒さにどうしようもない気持ちになっていた。
「ラミ寝た？」
病室に帽子を深く被ったロー君が入ってきた。
ロー君も珀鉛病を発病していたが、新薬の効き目が良いのか、ラミちゃんよりも病の進行が遅く、入院まではいたってなかった。
「寝たよ。でも熱がなかなか下がらなくて苦しいみたい…もう少し薬を改良しないと…」
「…俺にもっと医学の知識が有れば…」
「だっ大丈夫！私やお父さん達が絶対治してあげるから！絶対！絶対にね！」
「……うん。そうだな…父様達ならきっと…」
ロー君はラミちゃんを見つめながら拳を握りしめていた。
「もう！私にも期待してよ！笑」
ルイはこの暗い空気を少しでも明るくしようとしてロー君を抱きしめて言った。
「っ！ ………少しだけ期待しといてやる…。」
ロー君は少し下を向きながら小さな声で呟いた。
その夜に悪夢は始まった。
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るな(プロフ) - とても面白かったです！マルコと早く再会して欲しい！次の更新楽しみにしてます😊 (2023年3月1日 20時) (
レス) id: a79bf48ef9 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - はなさん» ありがとうございます💦焦りましたー😭初めてでいろいろ分からないとこがあってすみません😰教えてくださりありがとうございました🥺 (2023年1月11日 0時) (レス) id: 3dde24cf32 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - オリジナルフラグたってますよ……！ 消さないと違反になっちゃいます💦 (2023年1月11日 0時) (レス) id: 1f4f011eda (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - 西鶴@FFX.Aaron.Loveさん» いえいえ。むしろご指摘頂きありがとうございました😌駄作かもしれませんが楽しんで頂けるなら頑張ります！ありがとうございました🥰 (2023年1月10日 19時) (レス) id: 3dde24cf32 (このIDを非表示/違反報告)
西鶴@FFX.Aaron.Love(プロフ) - ルイさん» ありがとうございますっ！楽しみにしてます😭❤️ (2023年1月10日 18時) (レス) @page20 id: 3d8f13cd7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルイ | 作成日時：2023年1月5日 23時
