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ルイとマルコが別れてから5年が経とうとしていた。
白髭海賊団では毎日が戦争だった。
頭角を表してきたマルコは、今では船に自分用の部屋をもらいある程度の待遇となっていた。
そんなある日の宴、夜風に当たりながらそろそろルイを迎えに行っても良い頃かなと考え酒を飲んでいたマルコにサッチが酒瓶片手に顔を真っ赤にして近寄ってきた。
「おーい！マルコ飲んでるかぁ！」
「飲んでるよぃ。おめぇは飲みすぎだよぃ、明日二日酔いだっつっても知らねぇからな。」
「んだよーしんみり飲みやがって！そんな風に飲んでたらうめぇ酒も不味くならぁ！」
「うるせぇよぃ。どう飲もうが俺の勝手だろぃ。」
なんだかんだ仲の良い2人は入団時から一緒で、それからは良くこうやって連んでいる。
「そう言えばお前故郷に女置いて来てるんだってな。」
「っ！ …誰から聞いたんだよぃ？」
「オヤジが酔っ払った時に話してたぜー。何でも入団時に此処で専用の部屋をもらえるぐらい強くなったら連れてきたい女が居るって言ってその時は船に乗せてくれ！って言われたってな。」
サッチはニヤニヤしながらマルコの隣に座った。
「オヤジ…」
「もう部屋ももらったんだし、連れてきていいんじゃねぇか？」
「……」
マルコは悩んでいた。
5年間まったく連絡しなかったわけじゃない、だが声を聞いたら会いたくなってしまう。待っててくれるとは言ったが、近くに居る他の奴のモノになっちまってるかもしれねぇ。
そんな不安や、もちろん航海の忙しさからなかなか連絡できないでいた。
「なんでぇ。天下の不死鳥様が死にそうな顔しやがって。お前の女がもう誰かの女になっちまってるとか思ってんのか？」
「…。」
「はっ！そんな弱っちい気持ちならやめとけ！
俺なら誰かのモンになってようが関係ねぇけどな。」
「俺達は海賊だぞ。
欲しいもんは、奪ってでも自分のもんにするのが海賊ってもんだろ？」
「っ！」
「…そうだったよぃ。」
「オヤジのとこに行ってくるよぃ！」
マルコは吹っ切れた顔をして、オヤジのとこに走って行った。
「…甘いもんでも仕入れておこうかねぇー。」
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るな(プロフ) - とても面白かったです！マルコと早く再会して欲しい！次の更新楽しみにしてます😊 (2023年3月1日 20時) (
レス) id: a79bf48ef9 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - はなさん» ありがとうございます💦焦りましたー😭初めてでいろいろ分からないとこがあってすみません😰教えてくださりありがとうございました🥺 (2023年1月11日 0時) (レス) id: 3dde24cf32 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - オリジナルフラグたってますよ……！ 消さないと違反になっちゃいます💦 (2023年1月11日 0時) (レス) id: 1f4f011eda (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - 西鶴@FFX.Aaron.Loveさん» いえいえ。むしろご指摘頂きありがとうございました😌駄作かもしれませんが楽しんで頂けるなら頑張ります！ありがとうございました🥰 (2023年1月10日 19時) (レス) id: 3dde24cf32 (このIDを非表示/違反報告)
西鶴@FFX.Aaron.Love(プロフ) - ルイさん» ありがとうございますっ！楽しみにしてます😭❤️ (2023年1月10日 18時) (レス) @page20 id: 3d8f13cd7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルイ | 作成日時：2023年1月5日 23時
