【22話】 ページ23
夕餉作ろう…!
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「で、出来た…」
師範達の好みの味とか分からないから、世間一般的に美味しいとされる味付けにはしてみたけど。
これは実食あるのみだから、食べてもらわなきゃだしね…!
私はいそいそと夕餉を居間の食卓に並べていく。
料理を並べ終えると、師範と小芭内さんに声を掛ける。
「師範、小芭内さん…! 夕餉出来ましたよ」
「! 分かった、今から行く」
「! わかった…」
程なくして二人は居間に来た。
「想像以上に早くてオレはかなり驚いている…」
「さいですか…? でもそこまで言う程ですかね?」
「あぁ、かなり早いんだぞ。これは…。この前までいた奴らなんか、もっとかかっていた」
小芭内さんからも言われてしまい、否定がし辛くなる。
「…? そう、なんだ…?」
まあ、喜んでくれているのであれば其れで良いからいいや…!
「あ、俺は部屋で食べるから、取り分けてくれないか?」
「? 分かった………はい、どうぞ」
「有難う…」
?
何でなんだろう?
今は食事が優先か…。
「「頂きます」」
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「「御馳走様でした」」
「美味しかった…オレが今まで食べたどの料理よりも」
「そっそれは大袈裟ですよっ」
其処迄大袈裟に言われると此方が困ってしまう…。
すると不意に後ろからも声を掛けられる。
「あぁ、美味かった」
「小芭内さん! 早かったね」
自室で食べていたはずなのに…!
「美味くて箸がどんどん進んだからな…」
「///…有難う…」
此処迄の賛辞を得た事が無いため、可成り動揺し照れてしまう。
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そんなこんなで私と師範と小芭内さんの共同生活が始まった。
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バル - 乱歩さんと太宰さんのコンビ最強過ぎます・・!更新待ってます (2021年6月19日 1時) (レス) id: fb00593823 (このIDを非表示/違反報告)
累月巳宵(プロフ) - 太中大好き人間さん» ありがとうございます!!最高だなんて本当に嬉しいです(( 喜んで頂けて何よりです!これからも応援のほどよろしくお願いします! (2020年7月26日 15時) (レス) id: 82d85a2aa8 (このIDを非表示/違反報告)
太中大好き人間 - 最高ガチで最高。ありえんくらい最高。最高しか言えん。最高以外に言えるとしたら神でした。ありがとうございます。 (2020年7月26日 6時) (レス) id: 6451b8b208 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:累月巳宵 | 作成日時:2020年6月28日 3時