生意気少女と7人の兄2 (ページ18)

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あの後皆暗い顔して部屋に戻って寝た。私は鍵を掛けて外から開かないよにしてベットでゴロゴロしてる。ケータイを見ると色んな人にから心配のメッセージが来ててある程度の人にさっと返すと臣くんから電話

広臣『もしもし』

A「・・・はい」

広臣『大丈夫？何もなかった？』

A「・・・・」

広臣『まーさ言っちゃうと隆二から色々聞いちゃったんだけどさ、みんなAの事好きだから言ってんだってわかってるよな？』

A「・・・うん泣」

広臣『泣かないの。最近八つ当たり酷かったって聞いたけどなんかあったの？』

A「・・・お父さんとお母さんに会いたくって・・・話だけでも聞いてもらおうと思ったら、忙しいか後でって言ったっきり掛け直して来なくて・・・そしたら龍友が誰かと電話してたから誰か聴いたら父さんと母さんって。」

広臣『うん』

A「2人とも私の事好きじゃなのかなって思ったら、悲しいってよりもイライラしてきちゃって・・・それで」

広臣『そっか。でもお父さんとお母さんだってたまたま忘れちゃっただけかもよ？』

A「でも少し話したくて・・・」

広臣『そっかそっか！大丈夫だよ！おじさんとおばさんAの事大好きだからまたかければいいじゃん！』

A「・・・出てくれるかな？」

広臣『大丈夫だよ！娘からの電話だもん！そりゃ嬉しいよ！忙しい時は難しくても手が空いてれば大丈夫だよ！』

A「今日掛けてみようかな」

広臣『ん。そうしな。それから皆にちゃんと謝んなね。八つ当たりしてた理由も言うだよ？後隆二がもう死にかけてるから隆二にもちゃんと謝ってあげてね？笑』

A「はい。臣くん迷惑掛けてごめんなさい。」

広臣『ん。もういいよ。皆に謝っておいで』

臣くんに夜通し電話でお話し聞いてもらって下に行くと、皆で暗い顔しながら朝ごはん食べてた

A「・・・昨日は心配掛けてごめんなさい」

玲於「・・・おれ部屋戻ろ」

そう言って戻ろうとする玲於の腕を涼太が引っ張って無理やり椅子に座らせる。
それで悩みを伝えるとメンディーが思いっきり抱きしめてくれて涙がポロポロ出てきた

メンディー「辛い時は我慢しなくていいから。俺たちに言えない事でもAの周りには色んな人いるから遠慮なくいいな？俺も昨日はごめんね？」