キラさん東方三次創作の世界線

お兄ちゃん ページ47

ーー霊華 sideーー
思い出したい、、、
名前や親のことは覚えているのに
優奈の事だけ思い出せない？
でも、、、
この声だけ覚えてる
｢お前が殺した｣
この声は、、、優奈？
優奈が言ったの？
いつ？どこで？私と優奈は何故知り合ったの？

思い出す、、、
あの日の出来事、、、

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霊華 ｢私は、死んだのかな、、、｣
私は血の海の中で浮かぶように倒れていた
その血は全部私のものだった

××｢はぁ、はぁ、死んだ？死んだよね！？｣
殺されたんだ、、、××に殺されたんだ

霊華 ｢また来たの？もう死ぬんだからそっとしておいてよ最後くらい、、｣
××｢、、、優奈の幻聴でも聞いてるのか？｣
霊華 ｢、、、｣
××｢ホント、俺にも聞こえて欲しいぐらいだ、もう死んだか、、、優奈ごめんよ｣

××に殺された
優奈の兄に殺された
それは、私が優奈を殺したから？
優奈を殺しなの？私が？どうして？

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今、この出来事を思い出すということは優奈の弱点はこの事件だろう
私が優奈を殺したの？
何故か全然分からないし、記憶もない
でも、今はこの事件の話で優奈を揺さぶるしかない！

優奈｢もう、、、何も思い出せない！？｣
霊華 ｢お兄ちゃん｣
優奈｢は？｣
霊華 ｢あんたの事を大切にしてたみたいね｣
優奈｢お兄、、、ちゃん？｣
霊華 ｢忘れたのかなぁ？あんたの為に殺人まで背負ったみたいよ？｣
優奈｢お兄ちゃん、、、あ、、、あぁ｣
優奈の体の力が一気に抜け、人質に取られたルビーはその隙に逃げ出した
ルビー｢危な、、、｣
霊華 ｢ルビー、部屋に錠をかけていた結界が緩んでるから、今のうちに破壊して｣
ルビー｢わかった｣

優奈｢お兄ちゃん、、、お兄ちゃんが？殺人？｣
霊華 ｢あんたを殺した殺人犯を殺した見たいね｣
優奈｢戒お兄ちゃん、、、私のせいで｣
戒、、、それが兄の名前か
優奈｢私が殺されたから？私は殺されたの？だから、ここに来たの？だから人を信じれないの？｣
霊華 ｢いつ、ここに来たかは知らないけど、恐らく外にいるアンタの兄は無事じゃないでしょうね｣
優奈｢嫌だ、戒お兄ちゃん！会いたい！会いたいよ！｣

ルビー｢、、、よし！結界を壊したぞ！｣
霊華 ｢外に助けを呼びに行くから、優奈が逃げ出さないように確保して｣
ルビー｢わかった｣
よし外に出れた、、、
誰かに知らせないと、、、

あっ、、、やっちまった→←鎮具破具(チグハグ)

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