愛をこぼさないように (ページ5)

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続き、ページ5

「え！？Aちゃんどうした？なんかあった！？」

涙のせいで上手く相手の目が見えない。
でもきっと、いや間違いない。私が、大好きなひと。

伊沢さん

「ごっ、めん、なさいわたし、いざわさっ、の気持ちずっと、踏みにじってる
…うっ、」

「…………………………………………そっか、そう思ってたんだ。」

「え？」

「本当は福良から聞いてた。Aちゃんが過去の恋愛に相当トラウマあって、前に進めなかった事。･･････････今回だけ、真面目にちゃんと言うからよく聞いて。」

「俺もさ、あんまり強くはないんだよね。だから毎日毎日告白スルーされまくって、
自信無くしそうになったこともいっぱいあった。

でも、それでも諦められないくらい、本気で好きなんだ。Aちゃんのこと。
こんな気持ちになったのAちゃんが初めてなんだ。

絶対、Aちゃんのこと裏切らない。これだけは約束する。
俺がずっとAちゃんのこと守るから。ずっと。
だからさ、もう大丈夫。俺と一緒にまた、歩いていこうよ。
後悔なんて絶対させないから。」

「っう、いっざわ、さんは、なんかいわたしを泣かせれば気が済むんですかぁ～！！
なんか、プロポーズみたいです～～～っ！！」

「うん、そのつもりだよ」

「えええ！？」

伊沢さんからホントのプロポーズを受けるのはもう少し後のお話。