恥じらえ ページ7
.*･ﾟ貴女サイド.ﾟ･*.
村｢お前が恥じらいもなくセッXXとか言うからや！｣
｢あんたらと何年も一緒におったら恥じらいもなくなるわ！｣
涙目になりながらも訴えようと後ろを向けば、恥ずかしそうに顔を赤くしたヨコと目が合い、気まずそうに逸らされる
｢…ヨコていつまでも私の下ネタに赤くなるよな｣
横｢こっち見んなや｣
｢いい加減慣れろやぁ｣
横｢どっくんもやし！俺だけちゃうし！｣
錦｢なんっ、先輩そんな俺に振らんといてくださいよ！｣
｢おあ、亮ちゃんおったん？おはよ｣
錦｢おはざす…｣
｢まーまー、座り！な！｣
｢すばるつめて｣と額をぺしぺし叩けば、鬱陶しそうに頭を振りつつ詰めてくれた
村｢お前のせいでこうなっとんねん｣
横に腰を下ろしていそいそと本を取り出すヒナ
その前のソファに不貞腐れつつ腰を下ろすヨコと亮ちゃん、その横にはニコニコと笑うマル
後ろの畳には眠るヤスと大倉
｢やっとみんな揃ったな〜｣と呑気なことを思いながら、ヒナの本を取り上げて腰の後ろに置いて話を戻す。
｢ほんでな？すばるが、私にダイエットせえ言うねん｣
村｢ほんならせぇや、本返せ｣
｢返さん、聞け｣
錦｢も〜…Aちゃん、大丈夫やって
そんな分からへんよ｣
｢ちゃうねん！隠せるとこはええねんで？ココとかさぁ｣
勢いよく立ち上がり、トップスを上げボトムスを下げた瞬間、｢うわぁ?!｣と悲鳴をあげる面々
村｢恥じらえや！｣
太ももを思い切り叩かれる
｢痛い！｣
村｢仕舞え、もぉ〜｣
渋｢お前、お前な〜…あかんでほんま｣
横｢もぉ止めろやぁ｣
大人しく服を戻して座れば、年上3人からお咎めを受ける
｢なんやねん、減るもんじゃないしええやんけ
とりあえずマルは一緒に運動しよな｣
丸｢え、あーええですよ｣
｢エゴサーチ丸山、最近のエゴサはどうですか｣
丸｢Aちゃんが俳優さんとできてんのちゃうか〜て出てました！｣
村｢ニコニコしながら言うことちゃうやろ｣
｢あかん、また有る事無い事書かれる〜〜！嫌や〜！｣
エゴサしていたであろうマルは、自分に振られると思っていなかったのか驚いた顔で返事をした
エゴサの結果を聞けば、私に関して疑惑が出ているらしい
横｢大事にならんかったらええけどな｣
｢なっても勝手に燃えて勝手に消えるわ｣
渋｢拗ねるな、拗ねるな｣
撫でられる頭が心地よくて、駄々をこねながらソファに沈みこみ目を閉じる
嫌な予感がする
．
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作者名：繊月 鬱 | 作成日時：2020年5月28日 22時
