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流｢──…はい、宜しくお願いします。｣
俺はタクシーを手配すると、淳太くんのもとへと早めに向かった。
…………少し離れてただけなのに、あんなことが起こるなんて思ってもみなかった。
流｢淳太く…──｣
控え室の中に入ろうとすると、何やら声が聞こえてきて
誰かが居ることが分かった。
丸山さんかな……？
とも思ったが、ちょっと声が違う。
流｢だれ…──｣
俺は中を見た……。
大｢…淳ちゃん｣
中には大倉さんが一人で居て、淳太くんの顔を覗き込んでいた。
大｢淳ちゃん昔から、体が弱かったからな…｣
また、無茶したやろ…。
と大倉さんは淳太くんの頬に手を触れた。
それはとても大切そうに…。
俺はその状態を見て動けずにいた。
大｢淳ちゃんはそういうとこ、あるもんな…｣
と優しく話し掛けるように大倉さんは言う。
俺、ずっと一緒に居たのに熱があること全然気付けなかった……。
大｢………やっと見つけた、｣
そう言うと、大倉さんは淳太くんにキスをした。
───────。
流｢Σえっ…！？｣
えっと…えっ、今、き、キスしたやんな！？
俺の見間違いやない……よな？
大倉さんは男、淳太くんも男って……男同士やで！？
き……き、き、キスって！！
流｢大倉さんはつまり……───｣
淳太くんのことが好きってこと…やんな！？
流｢スゴいものを見てしまった…！｣
うわーうわー！！
と一人でテンパってると、淳太くんが目を覚ましたようで大倉さんと話していた。
流｢良かった……。｣
このまま目を覚まさなかったら、どうしようって思ってたからホッとした……。
ホンマに良かった…。
コンコン…──
大｢はーい｣
流｢タクシーもうすぐで来るんで……って、淳太くん！！｣
淳｢…流星くん｣
流｢良かった…目、覚ましたんや｣
淳｢ごめんね…｣
……なんて見え透いた茶番劇をする。
まあ、全て分かってるからな。
流｢ええって、立てる？｣
淳｢うん…。｣
よたよたしながらも立ち上がる淳太くん。
俺はいてもたってもいられずに近寄った
淳｢ご…ごめん……。｣
流｢ええよ、大丈夫｣
なんて淳太くんに言いながら淳太くんの腕を俺の肩へと回す。
大丈夫かな、歩けるかな…？
大｢俺も手伝うで｣
ニコニコしながら言ってきた。
……気のせいやろうか、
一瞬だったけど俺の方だけジッと睨み付けてきたような気がした。
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麻綾(プロフ) - jasmineさん» コメントありがとうございます(^-^)いつの間かイケメンの三角関係になってしまいました(＞＜)更新、頑張りますね！ (2017年8月20日 23時) (
レス) id: fed8b73bcf (このIDを非表示/違反報告)
jasmine - これからの急展開楽しみです！大倉さんと流星くんと淳太くん・・ イケメン揃いですね！！更新楽しみにしてます！ (2017年8月20日 20時) (レス) id: 181c40301c (このIDを非表示/違反報告)
麻綾(プロフ) - 八乙女和奏さん» こちらこそ初めまして！コメントありがとうございます(^-^)最近、更新が遅くなってしまってすみません(>_<)更新できるよう頑張ります！！……こういうコメントが一番嬉しかったりします(´∀｀*) (2017年8月19日 12時) (レス) id: fed8b73bcf (このIDを非表示/違反報告)
八乙女和奏(プロフ) - 初めましてです。作品の方をずっと読まさせていただいていました！お体に気を付けてください。更新待ってます(*´▽｀*) (2017年8月17日 19時) (レス) id: 67139f087c (このIDを非表示/違反報告)
麻綾(プロフ) - 彩望さん» そっか、意見教えてくれてありがとうね！流｢いつも俺のこと心配してくれて、ありがとうな｣ (2017年6月24日 23時) (レス) id: b9fb4412a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麻綾 | 作成日時：2017年6月3日 5時
