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僕は夢をみた。
それはまた、流星くんが出てくる夢だったんだけど……いつもと感じは違って。
流星くんが全く体の動かない僕のことを抱きかかえてくれて、僕のことをどこか連れて行ってくれるという不思議な………夢を。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
淳｢…流星くん｣
流｢んっ？｣
淳｢どこに行くの？｣
流｢んっ、さぁ？｣
流星くんはニヒルを浮かべながら僕に言う。
これ、絶対分かってるやつだ。
なんでそんな意地悪するんだろう…。
淳｢どこか教えてよ｣
流｢せやなぁ…素敵な場所かな？｣
淳｢素敵な…場所？｣
流｢うん、淳太くんが前に歩けるようになる素敵な場所｣
淳｢そこって、もしかして……───｣
すると、流星くんは柔らかく微笑んで、せやで
と言った。
そこは僕がずっと気にしてる場所で……行きたくない場所でもある。
淳｢なんでそんなところ……｣
何で流星くんが知ってるの…？
流｢前に歩きたいんやろ？
自分の足で歩きたいって顔しとるよ？｣
淳｢流星くん…。｣
流｢その場所に着いたら下ろしてあげるから
少しの辛抱やで…俺が淳太くんのこと抱きかかえててごめん。｣
淳｢ううん…流星くん、ありがとう｣
と申し訳なさそうに言う流星くん。
まるで全てを知ってるのかのごとく…。
流｢……着いた。｣
淳｢流星くん…、｣
流｢大丈夫、淳太くんなら歩けるよ｣
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夢の内容はそこまでしか分からず、僕の目は段々と覚めていく…。
…………だれかの…すがた…？
やさしい…ぼくがしってる…ひと。
淳｢りゅ…せ……く…ん｣
大｢──……残念でした｣
淳｢ちゅう…くん｣
大｢淳ちゃん、大丈夫？｣
そこには忠くんの姿があった。
ぼんやりと見えてた影は忠くんのものだったらしい…。
淳｢…………ここ、は？｣
大｢控え室やで｣
ひかえ…しつ、控え室……。
なんで僕はそんなところに……────
大｢キョトンとして、なんで…って顔してるな(笑)
淳ちゃん、急にぶっ倒れたの知らん？｣
淳｢…えっ、僕が！？｣
大｢うん、せやでー…急に倒れるんやもん
びっくりしたよ……;｣
淳｢りゅ、流星くんは…！？｣
大｢彼なら淳ちゃんの為にタクシー呼びに行ったで｣
淳｢そっか…｣
だからもう少し寝とき。
と忠くんは僕のお腹を寝かしつけるように優しく叩いた。
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麻綾(プロフ) - jasmineさん» コメントありがとうございます(^-^)いつの間かイケメンの三角関係になってしまいました(＞＜)更新、頑張りますね！ (2017年8月20日 23時) (
レス) id: fed8b73bcf (このIDを非表示/違反報告)
jasmine - これからの急展開楽しみです！大倉さんと流星くんと淳太くん・・ イケメン揃いですね！！更新楽しみにしてます！ (2017年8月20日 20時) (レス) id: 181c40301c (このIDを非表示/違反報告)
麻綾(プロフ) - 八乙女和奏さん» こちらこそ初めまして！コメントありがとうございます(^-^)最近、更新が遅くなってしまってすみません(>_<)更新できるよう頑張ります！！……こういうコメントが一番嬉しかったりします(´∀｀*) (2017年8月19日 12時) (レス) id: fed8b73bcf (このIDを非表示/違反報告)
八乙女和奏(プロフ) - 初めましてです。作品の方をずっと読まさせていただいていました！お体に気を付けてください。更新待ってます(*´▽｀*) (2017年8月17日 19時) (レス) id: 67139f087c (このIDを非表示/違反報告)
麻綾(プロフ) - 彩望さん» そっか、意見教えてくれてありがとうね！流｢いつも俺のこと心配してくれて、ありがとうな｣ (2017年6月24日 23時) (レス) id: b9fb4412a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麻綾 | 作成日時：2017年6月3日 5時
