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#71 ページ28

【利菜 side】




『ん……』



重たい瞼をゆっくり開けると見慣れない天井


そして、横には人の気配




そっと寝返りをうって振り返ると







え!亜嵐!


なんで、






慌てて布団の中の自分を確認




大丈夫だ。
全部昨日のまま





そして再び亜嵐に視線を戻す




綺麗な鼻筋と長いまつげ

少しはみ出た右肩に布団をかけ直す



そうして私ももう一度眠りについてしまった




























「……、A、Aー、」







『んー。』





目を開けると見たことのあるでも見慣れない天井





……そうだ、ここは玲於の家じゃない。





亜嵐「起きた??」






『亜嵐、私何があったのか……』






亜嵐「大丈夫、何も無かった」







『そっか…』







亜嵐「安心して笑 シャワー浴びる?」







『え、』






亜嵐「今日仕事あるの?」





『いや、休みだけど…』





亜嵐「じゃあ、大丈夫だね」







『亜嵐は?』






亜嵐「俺もないよ」







『じゃあお借りします……』









そう言ってゆっくりベットを出た。





リビングに出てもう一度確認する







『亜嵐、昨日ほんとに何も……』






亜嵐「ないよ、亜嵐って呼ぶようになってタメ語になっただけ」






そして、私はそこで初めてはっとする







『え、すみません!すごい失礼な……』







亜嵐「いいの笑 俺がそう頼んだから」






『え?』






亜嵐「あ、記憶ないかな?笑」





そう言ってちょっと馬鹿にして笑う



あぁ、笑った顔やっぱり好きだなぁ






亜嵐「とりあえずそのままでいいよ笑」






『はい……』






そのまま亜嵐に脱衣場へ流される






亜嵐「あ、出てきたら話したいことある」



『話したいこと?』



亜嵐「きっとAが知りたいって思ってること」





なんだろう……




亜嵐「じゃあごゆっくり。一緒に入ろうか?笑」



『もう笑 からかわないで笑』





そう言って扉を閉めた。

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まゆ - めっちゃくちゃ面白いです!れおも亜嵐も好きなのでもう最高です。(^◇^)更新頑張ってください!楽しみに待ってます(゚ω゚) (2017年12月28日 0時) (レス) id: 2ef4367958 (このIDを非表示/違反報告)
はるまき(プロフ) - kotoneさん» ありがとうございます!ネタを練り込んで早めに更新頑張ります! (2017年12月17日 0時) (レス) id: 0e32050011 (このIDを非表示/違反報告)
kotone(プロフ) - 更新、楽しみに待ってます(*^^*) (2017年12月16日 1時) (レス) id: 8703134089 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はるまき | 作成日時:2016年11月22日 22時

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