#76 ページ33
玲於「んん、……」
翌朝、腰に感じる痛みとともに目が覚めた
すんと鼻を掠める愛しい香りに寝返りを打つ
玲於「……え」
慌ててリビングに向かうとテーブルに1枚の紙を見つけた
[玲於へ]
ごめんなさい
こんな私を許してください
彼の元へ行きます。
玲於、ほんとに好きでした。愛してました。
でも今回ばかりは仕方が無いことです。
あなたはまだ学生だしこれからたくさんの経験ができるから。
今までありがとう。
楽しかったです。
鍵はポストの中に入れて置いてください。
ユリ
玲於「なんだよこれ」
【You side】
亜嵐「そっから、2人は今日まで1回も会ってなかった。
それで今日ってわけ。
ユリさんはわかんないけど、玲於は確実にユリさんのことを想いながら過ごしてたな。」
『そっか……』
この6年間で私の知らない玲於がいて
私がいたらどうなってただろう
玲於の痛みを少しは軽くできたかな
とか考えちゃって
『亜嵐、ありがとう』
亜嵐「ん、」
玲於は今どうしているだろうか
ユリさんへの気持ちが蘇って何かが進んでいるのだろうか
『そうなったら私は……』
亜嵐「なに心配してんの」
『いや、その』
亜嵐「俺がいるじゃん笑」
そういった後にいたずらっぽく笑って
亜嵐「ご飯食べる?」
『うん!』
この人のことを本当に信頼できる
そう思った
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まゆ - めっちゃくちゃ面白いです!れおも亜嵐も好きなのでもう最高です。(^◇^)更新頑張ってください!楽しみに待ってます(゚ω゚) (2017年12月28日 0時) (レス) id: 2ef4367958 (このIDを非表示/違反報告)
はるまき(プロフ) - kotoneさん» ありがとうございます!ネタを練り込んで早めに更新頑張ります! (2017年12月17日 0時) (レス) id: 0e32050011 (このIDを非表示/違反報告)
kotone(プロフ) - 更新、楽しみに待ってます(*^^*) (2017年12月16日 1時) (レス) id: 8703134089 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はるまき | 作成日時:2016年11月22日 22時