天邪鬼 -Ren Meguro- (ページ16)

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佐「めめしっかり。めーめ」
舘「撃沈してるね」
渡「落ち込みすぎだろいくらなんでも」
康「そんなこと言わんの！めめ今めっちゃ傷ついてるんやから」
 
 

本番も無事に終わり現在楽屋です。
 
 
まずあのあと結局どうなったのか。
 
 

「ええええぇぇえええ！？」と勢いよく立ち上がって叫んだ俺に場は大爆笑。メンバーも出演陣も、タモリさんまで「元気いいなぁw」と笑っていた。
 
当の本人は未だにわかっていないらしく「えーっと…」と呆然としている。
 
 

「目黒目黒！目黒蓮！」
貴「めぐろ…目黒…？え、ほんとに一緒の学校でした？」
「いや、クラス同じだし席も隣だったっしょ？？？？」
貴「…え、同い年ですか？」
「だから同じクラスって…」
タ「覚えてないってことかこれ？w」
拓「あ、多分そっすwこいつ人の名前覚えらんないんでw」
「待ってマジで言ってるこれ？」
タ「えー…そろそろ“Hesitate”さんスタンバイお願いしますかw」
「え、終わりっすかこのくだり」
深「お前はいい加減座れ！ww」
 
 
 
 
と言った感じ
 
深「まあ現場は相当盛り上がったけどね。正直一番ウケたと思うよ」
阿「ネットでもめめトレンド入りしてるよ」
ラ「めめすごい！！」
岩「不憫なトレンドの入り方だなw」
 
 
康「鬼ヶ峰さんとこの楽屋には行ったんやろ？」
「さっき行った…」
阿「なんて言ってたの？なんか思い出してた？」
「いや、なんにも。本番中と同じ質問ばっか。」
舘「可哀想すぎる」
 
 
 
 
全部無かったことになってんの？鬼ヶ峰の中で。
 
2人きり教室で話したことも、機材運び手伝ったことも、文化祭のステージから俺を見つけてくれたことも
 
 
 
 
2人でした約束も
 
 
「…」
ラ「めめ元気出して！まだチャンスはあるよ！」
「チャンス…？」
康「そうや！まだ終わってへんで！」
 
 
 
 
 
 
 
 