3ページ目「独特な髪の色」 ページ5
まぁ、これに目の前の女子生徒が気づかないわけもなく…。
女生徒A「えっ、もしかして何かあったの！？」
まりあ「う、うん…あの、ね。
さっき此処に来る前にね、紫苑(しおん)ちゃんにね、腕やられちゃって。」
さっきって何時ですか。
第一、あの生徒の登下校のルートなんて知りませんよ。
男生徒B「うわっ、幸森サイテ―。」
男生徒A「自分が可愛いからって調子に乗ってんだぜ、きっと。」
おや、褒め言葉が出てきました。
ガラッ
また誰かが教室に入ってきた。
あかね「おっはよー！！」
女生徒D「あっ！あかね！
おっはよー、今日も元気だね。」
あかね、と呼ばれた女子生徒が入ってきた。
そして、それに続くように髪の色が独特な方々が入ってくる。
れいか「おはようございます。」
なお「れいか、おはよう。」
嗚呼、青木れいかだったか。
髪の色に目がいっていて気づきませんでした。
私は目を背けるように、教科書を開いて予習を始める。
れいか「おはようございます、幸森さん。」
気づけば、青木れいかが私に挨拶をしていた。
予習の邪魔をしてほしくはないのですが…。
紫苑(しおん)「おはようございます。」
私は教科書から目をそらさず、あいさつをする。
男生徒C「青木、そんな奴に挨拶なんてしなくていいって。」
女生徒D「そうだよ、青木さん！
そいつ、今朝もまりあちゃんを虐めたんだよ！」
れいか「いえ、挨拶は誰に対してもするべきです。
挨拶というのは、人としての礼儀ｄ「青木れいかさん。」はい？」
紫苑(しおん)「早急にご自分の席に戻って頂きたいんですが。
予習に集中できませんので。」
れいか「あっ、すみません。」
青木れいかは、そう言うと自分の席へと帰っていった。
毎日毎日、どうして挨拶にくるんでしょうね。
私を悪女(という事になっている)だという事を知らないわけじゃあるまし。
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ぽんず(プロフ) - 初見です！お話すごく面白かったです！無理せず頑張ってください！ (2021年3月31日 13時) (
レス) id: 8429ddc908 (このIDを非表示/違反報告)
ミルキー - 最高の小説です！更新期待していますね！ (2016年1月27日 0時) (レス) id: a19c6ca002 (このIDを非表示/違反報告)
*菜月*(プロフ) - 更新お願いいたします (2015年4月25日 2時) (レス) id: e29b888a86 (このIDを非表示/違反報告)
シオン - 続きが気になる!!!!更新頑張って!!!!!!僕からの我が儘なんだけど、ジョーカー早く出してほしいな♪♪♪♪ (2014年10月7日 0時) (レス) id: 1e11e6f3df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rrkn | 作成日時：2013年8月20日 16時
