Chapter 8 - Fin de la siesta - ページ8
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｢。。。ぅん〜〜っと！…ん？……｣
伸びをしながら
なんとなく上を見たら…
え？今…
あの窓…
開いてなかった？
あれ？オレの気のせい？
目を擦りながら
ボーッとする頭で考えてみる…
また
あの歌声が聞こえたと思ったんだけど…
そう思って
下から窓を見上げてみても
ピタリと閉じられた窓から
中の様子を伺うことは出来なくて…
｢…夢、だったのかな？……｣
そうつぶやくオレを
みんなが不思議そうに見ていた。
でも、夢だったとしても
いい夢見れたな〜♪
ああ、オレ、ここで昼寝するの
やめらんないかも♪
｢ふはは♪｣
そのまま、しばらく窓を見上げていたら
一緒に昼寝していたみんなが
遊ぼうとつついてくる。
｢よしっ！んじゃ、いこっか♪｣
でもまだちょっとだけ…
ううん。。。
ホントはすっごく心残りなんけど……
また、きっと会えるよね？
ここに来てたら
この前みたいに……
そしたら、そしたらオレ……
どうしよ？
｢わーった！わーったって！！
ハイハイ、今、行くから！！ね？｣
そんなオレの恋する胸の内なんて
おかまいなしのみんなに急かされ
また一緒に森に戻って行った。
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作者名：folklorist
| 作者ホームページ：http
作成日時：2012年8月28日 13時
