Rapunzel ～塔の上のショウ～ Level 1 (ページ32)

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Chapter 32　- サ…ストーカー？！！ - ページ32

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ああ、朝の森ってホントに気持ちいい♪

朝露に朝日の木漏れ日がキラめいて…

ステキな誰かとお散歩したいなぁ～♪

な～んて

恋を夢見るカズちゃん、15歳☆

え？ジュンくんがいるでしょって？

あの人は、ただの幼馴染みですよ。

まあ、向こうはどう思ってるかわかりませんけどね？

ウフフ…

そんなことより！

なんとなく

昨日の別れ際のショウちゃんの様子が気になって

朝早くから1人で出てきちゃいました。

アイバさんを誘おうか迷ったんですけどね～

あの人がいると

何かと話しにくいこともあるかもしれないし…

ガールズトークに男は邪魔なだけですからね♪

それにまたアイバさんサボらせたら

ジュンくんに怒られちゃいますからね？

僕が！(笑)

なんていってるうちに

塔のある開けた場所に到着。

あ…しまった……

塔を見上げて初めて気づいた…

僕としたことが

ウッカリしてました。

やっぱりアイバさん連れてくればよかったかな？

ええ、どうやって登るかまで考えてませんでしたよ…

ああでもない、こうでもないと

ひとり塔の下で悪戦苦闘していると

『どいてろ！』

聞き慣れた声がした。

｢え？ジュンくん…？なんでここに？
あんたもしかして、サトー…じゃなくて
ストーカーですか？｣

｢バッ！！///ふっ、ふざけんな！！
そんなのと一緒にすんな！！＃
親方んち行こうとしてたら
たまたま森に入って行くお前が見えたから
きっとあそこ行くんだろうと思って…｣

｢……で、ついて来た、と？｣

｢ついて来たとか、そういう言い方すんなよ！
こんな朝早くからひとりで行って
どうする気だと思ったからだろ！///｣

｢…まあ、じゃあそういうことにしておきますか。｣

｢なっ！///お前なぁ～！！｣

｢ｸｽｸｽｸｽ…冗談ですってば♪
ホントにジュンくんは真面目というか
なんというか…｣

からかい甲斐バツグンですよね☆

なんて本人には言えないから

心の中で呟いてみたりして。(笑)

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