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夢ちゃん視点
頭が痛い。ダルい。そんなことを思いながら、瞼を開ける。
見慣れぬ天井。…！？横に、立ち上がるライトブルーのゲソに、赤色のメッシュが入ったマッシュのボーイ。
『ゔぃんてぇじ…？』
変な発音になってしまった。
「大丈夫か…？」
赤色の目が、心配そうに私を見つめてくる。やめて。見ないで。
『ここは、どこ…？』
「オレの家だ。お前は、道端で倒れていた。」
衝撃だ。熱を出したとは何となく思い出したけど、倒れたのは記憶に無い。
『えっ…！？お邪魔しました！！』
ヴィンテージの邪魔になってしまう。私は駆け出そうとした。しかし。手を掴まれる。
『離してっ…』
離してくれない。"もう逃さない"と言うように。
ヴィンテージは何かを言おうとする。
「お前は、オレの幼馴染の、Aだろう？
お前が昔にムツゴ楼で言った、《強いイカが好き》と言う言葉を思い出して、頑張ってきた。
オレは、お前を守れるイカでありたい。近くに居たい。
お前が好きだ。」
時が、止まったような気がした。
"私も、好き…！"
本当は、こう言いたい。だって、ヴィンテージのことが好きだから。
でも、弱い私がヴィンテージの隣に居てはいけない。
ヴィンテージは、強い、オメガちゃんと付き合うといいよ。
私の事は忘れて。
"諦め"の、ため息を吐く。
『確かに、私はAだけど、私は、ヴィンテージが嫌い。もう、近寄らないで。』
嘘を吐く。
本当は、大好き。愛してる。
でも、近寄ってほしく無い。ヴィンテージに、私のことを忘れて欲しいから。
またね、いや、バイバイ。
そう言って、走り出した。
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ろぉぜさん - 1000hit感謝。 (3月29日 20時) (
レス) id: 989a98e326 (このIDを非表示/違反報告)
ろぉぜさん - コロイカ好き ミヤビさん» うわぁ！？わたくしのせいッ！？てか、「ありがとうを君に」完結おめ！！（くっそｴﾛかった…((殴） (3月27日 13時) (レス) @page36 id: f9511cc749 (このIDを非表示/違反報告)
コロイカ好き ミヤビ - わぁ！やべぇ、語彙力なくなっちまったよ。ヴィンテージとろぉぜさんのせいで。 (3月27日 10時) (レス) id: 28ec244b21 (このIDを非表示/違反報告)
ろぉぜさん - うわわあああああああ！昨日276hit！ありがとです！！、 (3月27日 10時) (レス) id: f9511cc749 (このIDを非表示/違反報告)
ろぉぜさん - ヤニカスさん» ありがとうございます🙇次のお話も誠意創作中ですので、楽しみにお待ちいただけると幸いです(^^ (3月27日 7時) (レス) id: f63793cfbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めずま | 作成日時：2024年3月23日 10時
