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「…A…誤魔化さんといてや」
刃物を持つ貴方にそう呟く。
泣いたのだろうか、雑面に僅かな染みがいくつかあって。『ごめんね』そう言って刃物を渡すと、彼の変わらない優しい匂いが貴方を包み込んだ。「行かないで」そう震えた声で呟く彼。…本当に、ごめんね。
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「そんなに百合持ってどうするの…?」
貴方の部屋に毎日増える百合を指摘した。
『綺麗でしょ』と微笑むと、「百合が集まりすぎるとどうなるか知らないの」と問われた。それに黙って笑えば、彼の顔が少しだけ歪んだ。「そういう冗談嫌い」と貴方の手を握り雫を溢す彼。離れたくないんだ、貴方と。
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「…やめて下さい、…やめて、A…」
飛び降りようとする貴方に悲願する。
彼が一歩も動かないのは、最後まで貴方を尊重したい気持ちが残っているから。ポロポロと子供のように涙を流し貴方を呼び止める彼。さあ、貴方は飛び降りますか、彼を抱きしめますか。
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「…そんなに逝きたいなら、俺も一緒に逝きますよ」
一旦全力で止める。
『どうして』と泣きながら彼を見る貴方に彼は軽く笑って、貴方の涙跡に何度も何度もキスを落とす。「それまで我が儘に付き合って下さい」困ったように彼が笑うから、それに自然と貴方は頷いた。
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「先輩の馬鹿、本当人の気知らないで」
貴方の頬を両手で挟みそう怒る彼。
彼をただただ見つめていると、やがて手を離し背を向けてしまった。少しだけ丸まった背中くっつくと、聞こえてきたのは小さな嗚咽。『ありがと、ごめんね』そう言えば、「…はい」と嗚咽混じりに返された。
解説ﾓﾄﾞｷ。
居なくなりたい貴方と側にいたい我々。貴方の事となれば、些細なことでも無意識に気付く、ような感じ。
ネタがなかったのでどうやってﾀﾋのうとしたのか描写ない人、被る人もいます、そこは想像で。
…ひええ、今回結構酷いので書き直す日が来る…かも…
らんらんさんの百合ですが、百合は一度に沢山吸いすぎると体に毒になる成分があるとか。それをモチーフに。
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峠(プロフ) - Chio_さん» リクエスト承りました!詳しくありがとうございます、お待ちください! (2019年3月16日 17時) (
レス) id: d4f842234d (このIDを非表示/違反報告)
Chio_(プロフ) - ２度目になってしまうのですが、リクエストお願いしたいです！股ドンしてみた。とか見たいです！股ドンする方が夢主でもわえわえでもどちらでも大丈夫です！ (2019年3月16日 16時) (レス) id: 8df7c484b7 (このIDを非表示/違反報告)
峠(プロフ) - 雪菜さん» リクエスト承りました!!いつも閲覧ありがとうございます、お待ちください!! (2019年3月16日 11時) (レス) id: d4f842234d (このIDを非表示/違反報告)
雪菜(プロフ) - リクエストお願いします。夢主に一目惚れをした彼らの反応を見てみたいです。宜しくお願いします。 (2019年3月16日 10時) (レス) id: 326cd46c38 (このIDを非表示/違反報告)
峠(プロフ) - irumikaさん» リクエスト承りました!!いつも閲覧いただきありがとうございます、しばらくお待ちください! (2019年3月15日 22時) (レス) id: d4f842234d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：峠 | 作成日時：2019年2月25日 16時
