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時は流れ流れ流れて、USJの事件から二日後。
「 おはよう 」
「 相澤先生復帰早ええ！！！ 」
あの事件で大怪我を負った相澤先生は、包帯ぐるぐる巻きで教室に入ってきた。
みんなが無事だったんですねと言っているなか、あの状態でどう無事と言えるんだと一人考えていた。
「 俺の安否はどうでもいい。何よりまだ戦いは終わってねえ 」
「 戦いって … 」
「 雄英体育祭が迫ってる！ 」
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「 クソ学校ぽいの来たあああ！！ 」
雄英体育祭 … 毎年家族でテレビで観ている。
お母さんに、Aも雄英入って活躍するんだよー！！なんて言われていた頃が懐かしい。
実際その時が来ると、やはり緊張するものだ。
キレ魔爆豪にぶっ潰すとか言われたらどうしよう …
ああでもさっき変に意識しちゃった奴にそんなん言われたらこっちもキレそう。
「 体育祭、不安しかない … 」
「 A。飯食いに行くぞ 」
「 えっ あ、うん 」
そうだ。時は流れ流れていくなかで変わったことといえば、焦凍が懐いてきたことだ。
懐いてきたと言ったら、まるで私が手懐けているみたいだけど、一緒に行動することが増えたのだ。
女子達から殺されないか心配。
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「 はあ … 体育祭、もう不安しかないよ … 」
「 Aなら大丈夫だ。個性、まだ全然見てねえけど、強えんだろ？ 」
「 ああ、うん。一応戦闘向けの個性なの、私 」
小学生くらいの頃からだろうか。
私はヒーローになりたいと思った。けど、敵とか倒すの強いし …… 人命救助とかそっち系のになろっかなって。
けど、せっかく戦闘向けの個性をもらったんだから、対敵に使ってもいいんじゃないかなって思って、ならそれを更に磨かなくちゃいけないってことから雄英に入った。
「 なのに、体育祭でこんな不安って … 」
「 心配するな。何かあったら、出来ることくらいなら俺が手助けする 」
「 えええ！？ いいよいいよ、体育祭なんて、みんな自分のことしか考えられないんだから … 」
焦凍がいくら強くて冷静だからといって、わたしのことで神経使ってほしくない。
「 大丈夫って、言ってくれただけでもう、十分だから 」
「 そうか。でも何かあったら言ってくれ 」
「 うん、わかった 」
焦凍の言う何かが何なのかはわからなかったけど、お互い頑張ろうねって言って、教室に戻った。
励まされてばかりの私は、何かできる時が来るんだろうか。
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七瀬(プロフ) - リオンさん» 白龍大好きですよ、、かわいいし料理も出来るしお嫁さんにしたいです；； いえいえ、コメントありがとうございます！！ (2017年6月25日 11時) (
レス) id: d3da0618d2 (このIDを非表示/違反報告)
リオン(プロフ) - 白龍好きなんですか！？私も好きです！（小説に関係ない話でスミマセン） (2017年6月25日 0時) (レス) id: fabdb07e65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：七瀬 | 作成日時：2017年5月21日 9時
