▽ 11 ページ11
.
戦闘訓練から数日後、校内に入る途中、オールマイトについてマスコミから質問攻めにあった。
まあ、雄英バリアーとかいうクソダサバリアのおかげでなんとかなったんだけどね。
あとはそうだ、学級委員長も決めた。
ヒーロー科では、集団を導くっていうトップヒーローの素地を鍛えられる役だから、わたしも立候補してみたんだけどダメでした …
結果、委員長は緑谷くんになった。
わたしもやりたかったけど、彼ならいいと思った。
.
そして今、ランチルームで昼食を摂っている。
ぼっち飯かなあなんてマイナスなことを考えていたけど、お茶子ちゃんが一緒に食べよう！と誘ってくれた。ありがとう。
「 ちょっと思ってたけど、飯田くんて坊ちゃん！？ 」
「 たしかに … 一人称が僕とか … 」
「 ああ俺の家はヒーロー一家なんだ。俺はその次男だよ 」
「 うわぁ、すご … 」
お兄さんのインゲニウムを自慢する姿はあからさまだった。
なんか初めて笑ったかもね飯田くんなんて言われ、わらうぞ俺は！！と言っている飯田くんはなんだろう、ちょっといじりたくなった。
その時だった。警報が鳴り響いたのだった。
びっくりして思わず味噌汁を吹き出すところだった。
『 セキュリティ3が突破されました。生徒の皆さんは …… 』
なんやそれ。
えっと、どうすればいいんだ … とりあえず屋外へ ……
ドンッ
「 痛っ！ こんのクソォ … 」
お茶子ちゃんたちとも離れ、完全に人混みにながされていった。
「 おい。邪魔だクソ女！！！！ 俺が通れねえだろどけ！！！ 」
「 この状況で喧嘩腰になられても困るわ爆豪！！ あと押すな 」
「 うっせえ仕方ねえだろ！！！ 」
この人混みだから仕方ないのはわかってる。でも爆豪だって爆豪だけど男なのだ。わたしだって当然なにも意識しないわけがない。
「 痛 … めっちゃ足踏まれる … 」
「 チッ。おい、こっちこい 」
舌打ちされたと思ったら、端の方に招かれ、爆豪に守られる形になった。
「 えっ。ちょっとなにこれ 」
「 うっせえだまってろクソが！！ 爆発させっぞ！！ 」
「 それは洒落にならない 」
.
その後、飯田くんが非常口なってみんなを落ち着かせた。
そのことがあり、緑谷くんが飯田くんに委員長を譲った。
非常口飯田と呼ばれたのは言うまでもない。
爆豪のあれはなんだったんだろうか。ちょっとドキドキした。
教室につくなりガン飛ばされたし、なんなんだ、あいつは。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 35人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
七瀬(プロフ) - リオンさん» 白龍大好きですよ、、かわいいし料理も出来るしお嫁さんにしたいです；； いえいえ、コメントありがとうございます！！ (2017年6月25日 11時) (
レス) id: d3da0618d2 (このIDを非表示/違反報告)
リオン(プロフ) - 白龍好きなんですか！？私も好きです！（小説に関係ない話でスミマセン） (2017年6月25日 0時) (レス) id: fabdb07e65 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：七瀬 | 作成日時：2017年5月21日 9時
