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『...時田さん、明日収録のA-Studio+の放送日って
いつでしたっけ？』
時田「12月24日だよ。」
『もし鶴瓶さんや番組プロデューサーさんが許してくださるなら、そこで自分の口から簡単に事実をお話させていただきたいです。
それがダメなら、YouTubeなどでお話したいです。』
役員「公表するってことか？」
『...はい。
記事が出る前に、両親が事故で亡くなったことと
弟の意識が戻ったことを自分の口から説明します。
そうすれば、記事が出てもファンの皆さんに心配をかけなくてすむから...』
役員「珍しく雪白が協力的じゃないか。」
役員「事務所のことをよく考えた対応で、いいんじゃないか。」
なんて満足そうな役員たちとは反対に
心配そうな表情を浮かべるのは滝沢くんと時田さん
滝沢「本当にいいの？何も知らない人から適当なことを言われちゃうかもしれないよ？」
時田「今は忙しいし、なるべく負担をかけないようにしたほうがいいんじゃないか？」
『今の私は一人じゃないから...
メンバーが居てくれるから大丈夫です。』
本音だった。
去年だったら受け止められなくて
この場でパニックを起こしていたと思う。
だけど根気よく私と向き合い続けてくれた
メンバーのおかげで、今の私なら乗り越えられる。
本気でそう思った。
滝沢「...分かった。
鶴瓶さんとプロデューサーさんには俺から連絡しておくから安心していいよ。」
『ありがとうございます。』
嬉しそうな数人の役員と、静かに微笑んでくれる滝沢くんに頭を下げて、時田さんと一緒に会議室を出た。
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時田「本当によかったの...？」
『うん...ヒロも目を覚ましてくれたし
いい加減、私も次のステップに進まないと。』
時田「そっか...」
『時田さんが電話で怒っていたのって
私を役員さんから守るためだったんだよね？』
時田「.......」
『私さ、時田さんが居なかったら
もっと前に事務所を辞めているかもしれないなぁって
最近、本当に思うんだ。
私を認めてくれて、支えてくれて、守ってくれて
ありがとうございます。』
時田「...何言ってんだよ。」
『私のマネージャーで居てくれてありがとう。』
時田「...こちらこそ俺に支えさせてくれてありがとう。」
大きな決断をしたはずなのに心は温かくて
これまででは、考えられないくらい落ち着いていた。
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妃楼 - 初コメントです！10日程前にこの作品と出会いました！色々な状況の変化に、耐えられるか、不安もありましたが、どの部分も、飛ばさず読ませて頂きました。 作者様の辛い想い、私も虐められていた経験があるので、よく分かります。 お身体に気を付けて頑張って下さい！ (2022年2月23日 8時) (
レス) @page31 id: 60c432015e (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとですコロナと最近寒くなってきたので体調などにも気をつけてくださいね (2022年2月6日 13時) (レス) id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるくてぃー
| 作成日時：2022年2月5日 22時
