現れたのは ページ31
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携帯番号が流出してから3日...
グループの仕事を終えて、大阪に戻る直前
時田さんが楽屋に戻ってきた。
時田「A、ちょっといいか？」
『ん？』
時田「携帯番号を流出させたJr.が
名乗り出たって連絡もらって。」
『そうなんだ...』
時田「それで、どうしてもAに謝罪したいって言って
事務所に来ているんだけど、会ってやれない？」
『事務所に来ているの？』
時田「うん。新幹線は遅らせるから、会ってやって？」
『...分かった。どこにいるの？』
ラウ「ちょっと待ってよ。
なんでAちゃんが行くの？」
『え？』
ラウ「そいつがAちゃんの連絡先を
悪意を持って漏らした可能性だったあるじゃん。
そんな奴と二人きりで会うなんて絶対反対！」
『いや、大丈夫だって。』
翔「謝罪に来ているならここまで来させろよ。
お前がわざわざ行く必要なんてないだろ。」
佐「時田さん、そのJr.をここに呼んできて。」
『こんな殺気だった人の中に呼ぶなんて
いくらなんで可哀想だって...』
蓮「じゃあ俺らは見てないふりするよ。
それならどう？」
めめの提案に全力で首を縦に振っているメンバー。
たしかにJr.の中には
私の存在に悪意を持っている人もいる。
だからメンバーが心配してくれるのは有り難いこと。
だけど、ただでさえ圧力のあるメンバーたちが発する
さらなる圧力に、ここに呼ぶのは流石に可哀想だった。
時田「お前ら顔が怖すぎる笑
ちょっとだけ事情を聞いたけど、まだ14歳の子だし
Aのことが大好きな子みたいだよ。」
ラウ「そんなの嘘ついているかもしれないじゃん！
絶対ダメ！ダメダメダメ！」
首がもげるんじゃないかというくらい
首を横に振るラウールがちょっとだけ可哀想で...
『みんな、絶対に余計なことを言わない？』
「「「言わない。」」」
『無言の圧力かけない？』
「「「...頑張る。」」」
なんて声を揃える6人に
康二と阿部ちゃん、舘さんは苦笑い。
『...時田さん、お願いします。』
時田「分かった。連れてくるね。」
時田さんが出て行くと同時にソファから立ち上がって
ラウ「え！どこ行くの！？」
『両脇にラウとさっくんは可哀想でしょ。』
佐「えぇ...」
なんて不貞腐れる2人の側を離れた。
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妃楼 - 初コメントです！10日程前にこの作品と出会いました！色々な状況の変化に、耐えられるか、不安もありましたが、どの部分も、飛ばさず読ませて頂きました。 作者様の辛い想い、私も虐められていた経験があるので、よく分かります。 お身体に気を付けて頑張って下さい！ (2022年2月23日 8時) (
レス) @page31 id: 60c432015e (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとですコロナと最近寒くなってきたので体調などにも気をつけてくださいね (2022年2月6日 13時) (レス) id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるくてぃー
| 作成日時：2022年2月5日 22時
