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ラウールから電話をもらったあと
すぐに東京で仕事をしている時田さんに連絡をした。




時田「もしもし?どうした?」




『時田さん、今大丈夫ですか?』




時田「うん。大丈夫だけど何かあった?」




『...仕事用スマホの携帯番号が流出しました。』




時田「え?」





『昼公演終わりに楽屋に戻って確認したら
知らない番号からの不在着信とか、非通知着信が
たくさんきていて...

思い切って電話に出てみたら「雪白Aだ」って言われて...』





時田「マジか...今も?」





『うん。ラウールから連絡もらったんだけど
どうやらSNSで拡散されているみたいで...』





時田「SNSって番号が?」




『そうみたいです。
どこから漏れたのかは分からないんですけど...』




時田「SNSで広まっているなら
その携帯は、もう解約するしかないな。」





『そうですよね...
ただ、この連絡先はみんな知っている連絡先なので
先輩方にもたくさんご迷惑をお掛けすることになりそうで...』




時田「とりあえず、今から大阪に向かう。
仕事用の携帯は電源を切っておいて。」





『だけど先輩からの連絡が...』




時田「ジュリー社長に報告して指示を仰ぐから大丈夫。
もし遠隔でGPSを操作されていたら危ないから
とりあえず電源を切っておいて。分かった?」




『うん...』





時田「今から大阪に向かうから。不安かもしれないけど、とにかく今は夜公演に集中するんだよ。」




『はい...』





静かに電話を切る。




時田さんの言う通りだ。



今は公演中で、お客さんに今の状態は関係ない。



それに、一つのミスが大怪我に繋がる可能性もあるから
今は気を引き締めて、夜公演に集中しないと...







そうやって必死に気持ちを切り替えたのに...



時田さんに言われた通り、携帯の電源を切ろうと
未だに鳴り響く仕事用スマホを手に取った瞬間に
恐怖感に気づいてしまった。





どうしよう...怖い...






自分の側に、目に見えない何かが近づいてくる感覚に
ものすごく恐怖を感じた。

犯人は...→←.



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妃楼 - 初コメントです!10日程前にこの作品と出会いました!色々な状況の変化に、耐えられるか、不安もありましたが、どの部分も、飛ばさず読ませて頂きました。 作者様の辛い想い、私も虐められていた経験があるので、よく分かります。 お身体に気を付けて頑張って下さい! (2022年2月23日 8時) (レス) @page31 id: 60c432015e (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとですコロナと最近寒くなってきたので体調などにも気をつけてくださいね (2022年2月6日 13時) (レス) id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みるくてぃー | 作成日時:2022年2月5日 22時

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