検索窓
今日:47 hit、昨日:16 hit、合計:549,668 hit

リハーサル ページ22

ラウールside




今日は明日に控えたFNS歌謡祭のリハーサル。




この間は、Aちゃんと康二くんがいなかったから
10人で合わせるのは今回が初めてで...

と言っても、ソロシングルのリリースに、ドラマに、勉強にと、大忙しのAちゃんは前の仕事が押していて、少し遅れて現場入り。





佐「ふっか、またやるんだね笑」



深「まぁ、求められたらやるよね笑」



蓮「即答だったもんね笑」



翔「もちろんです!とか言っちゃって笑」





事前の打ち合わせで、話題のふっかさんの棒立ちを
聞きつけたスタッフさんから
「あれ、やりますよね?」って言われてて...


それまでは「次は踊ろう!」って意気込んでいたのに
「もちろんです!」って即答したふっかさん。



もうね、めちゃくちゃ面白かった笑







"ガチャ"




「おはよう。」




康「あー、A。お疲れ〜」




佐「お疲れー!」




「遅くなってごめんね。準備、急ぐね。」




照「そんなに急がなくて大丈夫だよ。」




舘「しっかり水分摂らないと、熱中症になっちゃうからね。」





阿「あ、お昼は食べた?」





「あー...ドラマの現場で差し入れのゼリーを食べたよ」





照「そんなの食べたうちに入らないじゃん。
おにぎりを買ってきたから食べな?」




「んー...今はいいや。
後で食べるね。ありがとう。」





照「んー...」






レッスン場の端で何やら難しそうな顔をする
岩本くんや阿部ちゃん、舘さんと
その輪から外れ、ストレッチを始めるAちゃん。






そういえば、昨日は久しぶりに午後休みだったはず。



久しぶりだし、大翔くんのところに行ったのかな?





ストレッチに勤しむAちゃんの元に駆け寄った。





『Aちゃん、おはよう!』




「お、おはよう。」




『昨日の午後、何してた?』




「え、午後?」




『うん!昨日は休みだったでしょ?
久しぶりに大翔くんのところに行ったのかな?って思って!』





「あー...
ううん。昨日は疲れちゃったから、家で寝てたよ。」





『え、そうなの?』





「...うん。」





少し俯いて返事をするAちゃんに
若干の違和感を感じた。




だけど...






「よしっ!お待たせしました!」





その直後には、笑顔で顔を上げて
みんなに声を掛けるから気のせいだったのかな?って
喉まで出かかった不安な気持ちを飲み込んだ。

切れた心の綱→←メハジキ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (608 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
7456人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , 紅一点 , 精神系
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みるくてぃー | 作成日時:2021年10月28日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。