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深澤side
『もちろんです。』
先生「ん。それならAちゃんは大丈夫だよ。
それと、少し気持ちを整理する時間をあげたいから
入院期間は面会謝絶にさせてください。
少し遠くから皆さんを見て
自分にとってどれだけ大切な存在なのか気づくことで
気持ちの整理が出来ると思うから。」
『...分かりました。』
舘「宜しくお願いします。」
先生「はい。」
「帰る前にAちゃんに会う？」という
先生の優しさに甘えて、Aの顔を見に隣の処置室を訪れた。
ベッドにぐったりと横たわり
点滴を受けているAを見るのは何度目だろう...
『A...』
「ふっかさん...舘さん...
迷惑をかけてごめんなさい...」
舘「迷惑なんかじゃないよ。
大丈夫。Aは一人じゃないから。
今はゆっくり寝て、少し休もうね。」
「休むことなんて...」
『心配しなくて大丈夫。
立原さんに仕事は移動してもらったから。』
「でもドラマ...」
『ドラマはカット割りの都合で
もともと4日間、お休みだったんだよ？
だから大丈夫。安心して。』
「...ごめんなさい。」
先生「Aちゃん、先生が深澤くんと宮舘くんと相談したんだけどね、とりあえず3日間病院に泊まって
ゆっくり休もうね。」
「.......」
先生の言葉にポロポロと涙を溢して頷く
Aを見ているのは辛かった。
先生「あの...そろそろ。」
『...A。この3日間、Aにゆっくり休んでもらうために、俺達は病院に行かないようにするね。
退院の日は必ず迎えにくるから。』
舘「Aがいない間は
俺の家でふうたろうの面倒を見るから
安心していいからね。」
Aの手をギュッと握ってそう言うと
小さく頷いてくれたAに少し安心した。
拒否されていないって分かったから。
ここからは俺達が強くなるしかない。
すべての汚い言葉から守ることは出来ないし、
事務所のやり方を止めることも難しい。
それでも、Aの心が完全に壊れる前に
何度だって俺達が手を伸ばし続ける。
闇に沈みそうなら、どこまでも一緒に沈んでやる。
仕事仲間なんかじゃない。
Aは俺の大切な家族だから。
AがいないSnowManの未来なんて
一瞬だって想像したくないんだ。
__________________
お題箱にいただいたリクエストでした！
大変お待たせしました。ありがとうございました！
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妙子(プロフ) - いつも更新お疲れ様です。この小説毎回楽しみです。これからも応援してます！頑張って下さいね。作者さんの言葉一つ一つ伝わってきます (2021年6月23日 21時) (
レス) id: 71d8043231 (このIDを非表示/違反報告)
みいやん(プロフ) - いつも更新お疲れ様です。この小説がとても好きです…！作者さんが伝えたいことが、ひしひしとこっちに伝わってきます。ずっとずっと応援しています。これからも更新頑張って下さい!! (2021年6月22日 21時) (レス) id: 681f9fbf66 (このIDを非表示/違反報告)
翔子 - 更新頑張ってください (2021年6月22日 17時) (レス) id: 21856ce480 (このIDを非表示/違反報告)
咲舞(プロフ) - 今回も更新ありがとうございます！今回も素敵でした。重暗いお話が好みなので明日からの更新がとても楽しみです！ご自分のペースで頑張ってください。 (2021年6月17日 0時) (レス) id: 1154bf8b89 (このIDを非表示/違反報告)
むち(プロフ) - むりせず、頑張ってください！！楽しみです！ (2021年6月17日 0時) (レス) id: fc08b9a7cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるくてぃー
| 作成日時：2021年6月6日 16時
