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目黒side
翔「俺達がサポートを間違えたら
Aはもう二度と芸能界に戻って来られなくなるって言うんだよ。
今は、とにかくAの側から離れちゃいけないんだと思う。手を伸ばしたら届く距離に、必ず居てやらないといけないんだと思う。」
そう言ったしょっぴーは
見たことがないくらい悲しそうで
俺の心もギュッと握りつぶされたような気がした。
『...早く分かって良かったよ。
だってAちゃんを支えられるじゃん。』
翔「...そうだな。」
それっきり、康二と舘さんが来るまでの間
俺たちが言葉を交わすことはなかった。
何を言ったらいいのか分からない。
それは多分、漠然とした不安からだと思う。
口を開けば、Aちゃんを心配する言葉しか
出てこない気がして...
何も言えなかった。
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康二と舘さんが合流して3時間が経った頃...
“ガチャ”
康「お、A。起きたん？」
「あ、康二と舘さんも来てくれたんだ。
仕事終わりなのに、ありがとう。」
『体調は？大丈夫？』
「うん。熱も下がったし、大丈夫！」
『よかった...』
「え、なんでしょっぴーは
そんなにビショビショなの？笑」
翔「コイツのせい！」
なんて呑気に居眠りしている、ふうたろうを指差してキャンキャン吠えているしょっぴー。
「え？どういうこと？」
翔「風呂に入れてやったら
ビショビショのまま身震いしたから、俺に全部かかった！」
「え、お風呂に入れてくれたの！？ありがとう！」
翔「おー...別に大したことじゃないし...」
「あー...あれだったらシャワー浴びてね。
洋服は前に置いていったやつがあると思うから。」
翔「あ！そうじゃん！
俺、服を置いていったんじゃん！」
お礼を言われて若干照れていたしょっぴーは
嬉しそうにお風呂場に歩いていった。
その様子を横目に舘さんと康二は
Aちゃんに作り置きの説明をしている。
とりあえず、俺の役目は果たせたかな...
ソファにドカッと腰を下ろすと
「めめ、いろいろありがとうね。本当に助かった！」
と、わざわざお礼を言ってくれるAちゃん。
ちょっぴり疲れた休日だったけど
満遍の笑みでお礼を言われたら
そんな疲れなんて吹き飛んじゃったよね。笑
_________
お題箱でいただいたリクエストでした！
大変長らくお待たせ致しました！
ありがとうございました！
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妙子(プロフ) - いつも更新お疲れ様です。この小説毎回楽しみです。これからも応援してます！頑張って下さいね。作者さんの言葉一つ一つ伝わってきます (2021年6月23日 21時) (
レス) id: 71d8043231 (このIDを非表示/違反報告)
みいやん(プロフ) - いつも更新お疲れ様です。この小説がとても好きです…！作者さんが伝えたいことが、ひしひしとこっちに伝わってきます。ずっとずっと応援しています。これからも更新頑張って下さい!! (2021年6月22日 21時) (レス) id: 681f9fbf66 (このIDを非表示/違反報告)
翔子 - 更新頑張ってください (2021年6月22日 17時) (レス) id: 21856ce480 (このIDを非表示/違反報告)
咲舞(プロフ) - 今回も更新ありがとうございます！今回も素敵でした。重暗いお話が好みなので明日からの更新がとても楽しみです！ご自分のペースで頑張ってください。 (2021年6月17日 0時) (レス) id: 1154bf8b89 (このIDを非表示/違反報告)
むち(プロフ) - むりせず、頑張ってください！！楽しみです！ (2021年6月17日 0時) (レス) id: fc08b9a7cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるくてぃー
| 作成日時：2021年6月6日 16時
