. ページ14
ラウールside
優しく笑っためめは、Aちゃんの頭を
ポンポンと軽く撫でてから楽屋を出て行った。
翔「アイツ、かっけぇな...」
阿「スマートだな...」
深「真のイケメンって感じ...」
なんて口々に呟くメンバー。
分かる、分かるよ。
今、俺もカッコいいなって思ったよ。
“ガチャ”
佐「ただいまー！
およ？みんなバカみたいに口を開けてどうしたの？」
舘「めめがカッコよくて見惚れているらしいよ笑」
佐「ほぅ...
あ、シャワー使っていいって！」
蓮「佐久間くん、ドアをちゃんと閉めてよ笑」
佐「あー、ごめん。」
蓮「衣装を買い取ってきたから
収録が終わったらそのまま帰って大丈夫だからね！」
『めめ、ありがとう。』
蓮「全然。とりあえずシャワー浴びておいで。」
阿「メイクさんには話を通しておくから
シャワー浴びたらメイクもしておいで。」
佐「スタッフさんが収録のスタートを遅らせても
平気だって言っていたから、安心していいからね。」
『...みんな、ホントにありがとう。』
翔「ほら、早く入ってこいよ。」
舘「衣装はこれね。」
照「ほら、行っておいで。」
なんて、みんなに促されて
シャワー室に向かったAちゃん。
康「いや、だいぶしんどそうやったなぁ...」
阿「この時期に山での撮影だからね。」
翔「目が真っ赤だったのが気になるな。」
『あ！先週、耳鼻科で
アレルギーの目薬を貰ったって言ってたよ。』
深「じゃあ戻ってきたら
目薬をさして様子を見ようか。」
照「今日の収録内容ってなんだっけ？」
舘「今日は、ランキング決めるみたいなことを言っていた気がする。とにかく動き回る系ではないはず。」
照「ん。とりあえず様子見だな。」
岩本くんの言葉にみんなが頷く。
俺たち全員、花粉症だから辛さはよく分かるし
この時期に山で撮影とか、考えただけで痒くなるレベルだから、めちゃくちゃAちゃんが心配だった。
もちろん苦しそうなAちゃんは見たくない。
だけど、先月の女の子の日みたいに
俺たちが分からない辛さと戦うAちゃんを見るよりも、俺たちが見知った辛さと戦ってくれる方が断然いい。
だってその苦しみを共有して
助けてあげられるかもしれないからね。
今日はそれスノを2本撮り。
動き回るものじゃなさそうだし
撮影が無事に終わるといいんだけど...
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 6911人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
妙子(プロフ) - いつも更新お疲れ様です。この小説毎回楽しみです。これからも応援してます！頑張って下さいね。作者さんの言葉一つ一つ伝わってきます (2021年6月23日 21時) (
レス) id: 71d8043231 (このIDを非表示/違反報告)
みいやん(プロフ) - いつも更新お疲れ様です。この小説がとても好きです…！作者さんが伝えたいことが、ひしひしとこっちに伝わってきます。ずっとずっと応援しています。これからも更新頑張って下さい!! (2021年6月22日 21時) (レス) id: 681f9fbf66 (このIDを非表示/違反報告)
翔子 - 更新頑張ってください (2021年6月22日 17時) (レス) id: 21856ce480 (このIDを非表示/違反報告)
咲舞(プロフ) - 今回も更新ありがとうございます！今回も素敵でした。重暗いお話が好みなので明日からの更新がとても楽しみです！ご自分のペースで頑張ってください。 (2021年6月17日 0時) (レス) id: 1154bf8b89 (このIDを非表示/違反報告)
むち(プロフ) - むりせず、頑張ってください！！楽しみです！ (2021年6月17日 0時) (レス) id: fc08b9a7cc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みるくてぃー
| 作成日時：2021年6月6日 16時
