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目黒side
阿部ちゃんの優しさに心が温かくなる。
だけど、自分が辛い思いをしてまで
俺達のことを優先しようとしてくれる
阿部ちゃんの優しさに悲しくもなる。
『そんなに優しくなくていいのに...』
「予備日に被っている仕事なら
夜中に回せるはずだから。今日は延期にしようよ。」
Aちゃんの言葉が聞こえたのか
寝ていたはずの阿部ちゃんが目を開ける。
阿「大丈夫だって。
明日は一日オフだし、解熱剤飲めば撮影までに熱も下がるから。」
『ほんとに無理しなくて平気だよ。
俺、オフとか言ってもやることなくて
寝ているだけだから、仕事入っていた方が嬉しい。』
阿「...嘘つかないで。
それに身体を休める時間だって必要でしょ？」
佐「めめも、Aも、
阿部ちゃんの身体が心配なんだって...」
阿「大丈夫。やるから。」
そう言うと再び目を閉じた阿部ちゃん。
頑固な阿部ちゃんは
こうなったら多分、意地でもやりきるだろう。
佐「集合と阿部ちゃんの個人を先に撮って
早く帰れるようにしようか。」
ラウ「俺、スタッフさんにお願いしてくる！
康二くん、行こう！」
佐久間くんの言葉に
ラウールが康二の手を取って走り去る。
他のメンバーも
「仕方ないな〜」と苦笑いを浮かべながら
準備を進めて、あっという間に撮影になった。
.
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.
.
個人の撮影をなんとかやり終えた阿部ちゃんと
そのままグループの撮影に入る。
俺の隣に立つ阿部ちゃんの身体は
すごく熱くて、また熱が上がっているのかな...
と心配になった。
『大丈夫...？』
阿「大丈夫。ごめんね。」
『いや、俺達のことを考えてくれてありがとう。』
阿部ちゃんが無理をしているのは俺達の為。
だからちゃんとお礼を言わないといけないよね。
それからも熱い身体に鞭打って
ひたすら頑張る阿部ちゃんを支えながら
撮影は進んでいった。
スタッフ「はい。オッケー」
この言葉が聞こえた瞬間
力が抜けたように座り込んだ阿部ちゃんに
さすがの俺も一瞬、慌てたけれど
すぐに岩本くんが駆け寄ってきてくれた。
照「阿部、お疲れ様。楽屋戻るぞ。目黒...」
『うん。』
岩本くんと一緒に阿部ちゃんを支えて立ち上がり
楽屋に戻ると佐久間くんがバタバタと走り回っている
佐「阿部ちゃんの荷物と着替えはこれね。
齋藤さんに病院の予約を取ってもらったから
帰りに寄って帰るんだよ！」
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みるくてぃー(プロフ) - えみかさん» リクエストありがとうございます。ページ数の問題でプライベッターでの更新とさせていただきました。申し訳ありませんがご了承いただけると幸いです。もし見れない状態でしたら、一時的に本編更新を考えますので改めてコメントをください。宜しくお願い致します(*^^*) (2021年2月10日 23時) (
レス) id: 821cf37f6e (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - 林檎さん» とても素敵なお言葉をありがとうございます^ ^正直、かなりいろいろなことを考えながら書いているので、そのように言っていただけてとても嬉しいです。これからも宜しくお願い致します(*^^*) (2021年2月9日 22時) (レス) id: 821cf37f6e (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - ここさん» コメントありがとうございます^ ^とても嬉しいです！これからも宜しくお願い致します(*^^*) (2021年2月9日 22時) (レス) id: 821cf37f6e (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - いつも楽しく読んでます！どの話もすごく作り込まれている感じがして、いつも深く考えて使ってるんだろうな‥…、と尊敬しています！大変なこともあると思うのですが、無理しない範囲で頑張ってください！応援してます！ (2021年2月9日 21時) (レス) id: a733c91119 (このIDを非表示/違反報告)
えみか(プロフ) - 更新お疲れ様です！振り付けが大野くんって知った時のメンバーの反応みたいです！ (2021年2月9日 20時) (レス) id: 5aa5476ce3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるくてぃー
| 作成日時：2021年1月10日 22時
