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翔太side
めめがAの部屋に行くと言ったとき
「俺も行く。」という言葉が咄嗟に出てきた。
そのくらいAのことが心配なんだと思う。
今日はいつもの正面玄関からではなく
駐車場側から入るということもあって
ロックの解除方法が分からない。
右往左往する俺らを見兼ねたのか
ドアマンの方が外に出てきてくれた。
ドアマン「どうかなさいましたか？」
『あの...雪白Aの家に行きたくて...』
ドアマン「そのようなお名前の方は
当マンションにお住まいではございませんよ？」
住居者のプライバシーを保護する為なのか
間髪入れずに言い切るドアマンさんのプロ意識に
一人感服していると
蓮「いや、そうじゃなくて。
僕達、彼女と同じグループのメンバーなんです。
彼女の部屋の鍵もありますし
いつもは特別登録なんで顔認証とかをやって
部屋に行くんですけど...」
めめがドアマンさんに状況を説明してくれた。
ドアマン「なるほど...
なにか、お名前を確認出来るものはお持ちですか？」
俺達が大慌てで財布から出した
免許証をじっくりと確認したドアマンさんが
一つ頷いてから、無線で俺達の名前を伝えると
どうやらOKが出たらしい。
ドアマン「お名前の確認が取れました。
申し訳ないですが、AIと指紋認証の確認にも
ご協力を宜しくお願い致します。」
と深々と頭を下げたドアマンさんが
いつものデスクに案内してくれて
AIと指紋認証で、セキュリティを難なく突破する。
タイミングよく降りてきたエレベーターに
乗り込んだ途端、なんとも言えない不安感が
俺達の心を襲ってきて...
蓮「...大丈夫だよね？」
『...きっと疲れて、寝ているだけだって。』
蓮「...そうだよね」
なんて、お互いを励まし合いながら
Aの部屋に向かった。
.
.
『...押すよ？』
♪ピンポーン♪
部屋の前にたどり着き
思い切ってインターホンを鳴らしても反応がない。
蓮「...もう一回、押してみよう。」
♪ピンポーン♪
『ダメか...』
やっぱり反応がない様子に、更に不安が高まる。
『時間もないし、鍵を開けるよ？』
蓮「分かった。」
恐る恐る預かった鍵を鍵穴に差し込んで
ロックを解除し、ドアに手をかける。
『...開けるよ？』
蓮「ん。
Aちゃん、ごめん。お邪m...え！？」
『ちょっ！！おい！』
目に飛び込んだのは
俺達が、予想もしていなかった光景だった。
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みるくてぃー(プロフ) - はりゅさん» コメントありがとうございます。先の展開を楽しみにしてくださっていて嬉しいです。これからも宜しくお願いします(*^^*) (2021年1月10日 15時) (
レス) id: 821cf37f6e (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - らんさん» とても嬉しいお言葉ありがとうございます。苦しい展開が多いお話ですみません...これからどうなっていくのか、是非読んでいただけたら嬉しいです。これからも宜しくお願いします(*^^*) (2021年1月10日 15時) (レス) id: 821cf37f6e (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - ひーさん» コメントありがとうございます。私も欅ちゃんを見ていた時期がありますが、たしかに平手ちゃんと重なるところがありますね。主人公ちゃんがどうなるのか、是非これからも読んでいただけたら嬉しいです。これからも宜しくお願いします(*^^*) (2021年1月10日 15時) (レス) id: 821cf37f6e (このIDを非表示/違反報告)
はりゅ - とても読んでて先が気になりまくってます！これからも更新頑張ってください！ (2021年1月10日 15時) (レス) id: 06cb82de2d (このIDを非表示/違反報告)
らん(プロフ) - すごくすごく大好きで、更新されるたびにすぐ読みに来てしまいます！苦しい場面も多いですが、とても感情移入しやすくて本当に面白くて...。続きも楽しみにしています(^ ^) (2021年1月10日 8時) (レス) id: 81d376c42b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるくてぃー
| 作成日時：2020年12月21日 23時
