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翔太side
めめの背中にAを乗せると
あっという間に寝息を立て始めた。
『A、寝たわ。』
蓮「少しでも寝られるなら良かったよ。
その辺にブランケットなかったっけ？」
『あー、あるある。これ持っていくわ。』
蓮「ん。お願い。じゃあ、いくよ？」
とりあえず目についたブランケットを持って
めめと一緒にエレベーターを降りる。
蓮「ねぇ、Aちゃんって平熱高かったっけ？」
『いや？どちらかと言えば低い方だと思うけど...』
蓮「なんか、ちょっと熱いかも...」
『マジ？たしかに身体が冷えていたしな...』
蓮「微熱程度だと思うけど...」
『とりあえず車で休ませて、様子をみよう。
舘さんに電話して、座席の準備してもらうわ。』
蓮「うん。早く横にしてあげたいもんね。」
新たな不安要素を抱えつつ
車で待つ涼太に電話をかけると
心配していたのか、ものの数秒で応答があった。
舘「どうした？何かあった？」
『まぁ、いろいろ...
とりあえず今からAを連れて車に戻るから
リクライニングを限界まで倒しといてくんね？』
舘「...分かった。」
.
.
.
流石に背負って戻ってくるとは思っていなかったのか
驚いた表情を浮かべる時田さんと涼太。
時田「え？Aは寝てんの？」
『うん、寝ている。』
舘「ここにAのことを寝かせられる？」
蓮「わかった。」
涼太がAの頭を支えて
めめが優しくAを椅子に下ろす。
時田「とりあえず、時間がないから行くぞ。」
ほんとに時間がヤバいから
すぐさま車は出発するけれど...
時田「どういう状態？」
舘「何があったの？」
状況を知らない2人は
とにかく心配で堪らないといった様子。
『...玄関で気を失うように寝てた。』
時田「え...」
蓮「靴を履いたままだったし
カバンの中身も全部、床にばら撒かれた感じだったから帰ってきて、そのまま倒れ込んだんだと思う。」
舘「...っ...」
『寝不足で目眩が酷くて動けなくなっちゃって
途中で過呼吸みたいに息も上がっちゃっていたから
とりあえず目黒の背中に乗せて連れてきた。』
時田「マジか...さすがに、限界だな...」
蓮「それと微熱があるっぽいんだよね。
玄関で寝ていた時に
ビックリするくらい身体が冷えていたから
その反動かもしれないっす。」
舘「酷い目眩と微熱か...しんどいな...」
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みるくてぃー(プロフ) - はりゅさん» コメントありがとうございます。先の展開を楽しみにしてくださっていて嬉しいです。これからも宜しくお願いします(*^^*) (2021年1月10日 15時) (
レス) id: 821cf37f6e (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - らんさん» とても嬉しいお言葉ありがとうございます。苦しい展開が多いお話ですみません...これからどうなっていくのか、是非読んでいただけたら嬉しいです。これからも宜しくお願いします(*^^*) (2021年1月10日 15時) (レス) id: 821cf37f6e (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - ひーさん» コメントありがとうございます。私も欅ちゃんを見ていた時期がありますが、たしかに平手ちゃんと重なるところがありますね。主人公ちゃんがどうなるのか、是非これからも読んでいただけたら嬉しいです。これからも宜しくお願いします(*^^*) (2021年1月10日 15時) (レス) id: 821cf37f6e (このIDを非表示/違反報告)
はりゅ - とても読んでて先が気になりまくってます！これからも更新頑張ってください！ (2021年1月10日 15時) (レス) id: 06cb82de2d (このIDを非表示/違反報告)
らん(プロフ) - すごくすごく大好きで、更新されるたびにすぐ読みに来てしまいます！苦しい場面も多いですが、とても感情移入しやすくて本当に面白くて...。続きも楽しみにしています(^ ^) (2021年1月10日 8時) (レス) id: 81d376c42b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるくてぃー
| 作成日時：2020年12月21日 23時
