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不協和音の”僕”を演じる為には
孤独にならないといけなかった。
その為には、少しでも弱みを見せたらダメなんだ。
そう思うと、メンバーの優しさに甘えることなんて出来なかった。
この後のSnowManでのダンスレッスン。
このままの雰囲気でレッスン場に戻れば
みんなが心配そうな顔をするのは明白だった。
だから私は自分の孤独な気持ちに蓋をして
普通の私を演じることにした。
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“ガチャ”
『おはよー』
ラウ「っ！Aちゃん！」
『んー？どうしたの？』
ラウ「え...」
深「...A、無理しなくていいよ？」
『へ？なんのこと？
ほら、早くレッスンやろうよ！』
翔「...お前なんかおかしいぞ？」
舘「A、俺らは無理されるのが一番辛い。
平気なふりなんてしなくていいんだよ？」
『みんなしてどうしたの？笑
私、演技には定評があるんだよ。
のめり込んでいる演技なんて余裕だよ笑』
康「え？でも...」
『欅とコラボするなら
欅と同じ空気感に浸ることが一番でしょ？
そうじゃないと袋叩きにされそうだし笑』
蓮「袋叩きって...そんな...」
阿「...俺達は、Aがおかしくなる方が辛いよ。
ちゃんと薬は飲んでるの？体調おかしくない？」
『大丈夫だって！
そんなことよりも、時間ないから早くやろう？
明日は朝早くから欅と合わせないといけないの。
ラウの時間だってあるし
無駄話している時間なんてないでしょ？』
ラウ「そうだけど...でもAちゃん..っ..」
『ラウが背中を押してくれたんだよ？
ビビって一歩が踏み出せなかった私の背中を
ラウが押してくれたの。
だったら、その期待に応えないとね。』
ラウ「違っ！」
『もういいから。
今、SnowManは大切な時期でしょ？
少しでも気を抜いたら、最初だけって言われちゃう。
そんな悔しいこと言われたくない。』
佐「...じゃあレッスンやろう。
そのかわり、今日は俺がAの家に泊まる。
なにを言われても泊まる。」
『...分かったよ。その代わり、さっくんだけね。』
さっくんに真っ直ぐ見つめられたら
拒否なんて出来なくて、渋々了承した。
私の無駄に明るい演技が
どれほどみんなを不安にさせていたかなんて
この時の私は気づいていなかった。
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切な - 移行おめでとうございますー！お忙しいかと思いますが、更新楽しみにいつまでも待ってます〜 無理せず、体調や暑さ等にはお気をつけくださいね。陰ながら応援しております！ (2020年8月25日 20時) (
レス) id: f2db21a162 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスと熱中症に気をつけてくださいね (2020年8月23日 18時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるくてぃー
| 作成日時：2020年8月23日 14時
