10人目は頑張り屋さん3

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『でもね、ある時のコンサートで、メンバーが


「AちゃんがいなきゃHiHiJetsじゃない。」


「俺らの大切なメンバーを傷つけないで！」


「僕達は、大切なメンバーを傷つける人に
ファンでいて欲しくないです。」



ファンの皆さんを相手にそんな風に言ってくれたんです。



自分達のファンの方ですよ？


ファンの方には
「いつもありがとう」って感謝をするものであって
注意なんて滅多に出来ないもの。

だって応援して貰えなくなったら怖いから...





彼らだって、ファンの大切さなんて身にしみるほど分かっているはずなのに...



私よりも年齢も歴も下の彼らが
自分の将来を捨てるかもしれないのに
そんな風に言ってくれたの。




嬉しくて、申し訳なくて...

涙が止まらなかった。





この子達を大きくするまで、私はここに居続けよう。



有難いことにドラマやバラエティなど
外の仕事を沢山いただけているから
外でもグループの名前を広められるように
頑張り続けよう。




いつかメンバーに
「お前の存在なんてHiHiJetsに邪魔なんだけど。」
そう言われるまでHiHiJetsで活動を続ける。



そう決めたんです。








今回、兼任を解除しないといけないとなって
ごめんなさい...かなり悩みました。




HiHiJetsと同じくらい安心した気持ち
力になりたいという気持ちになれる
SnowManという新しい居場所をもらって

どちらかを選ぶなんてことが出来なかった
私の背中を強く押してくれたのはHiHiJetsでした。






涙を流しながら、必死に嘘をついて

私が自分の為に活動出来るように...

デビューという夢を叶えられるように...

背中を押してくれたHiHiJetsの気持ちを
無駄にしないように頑張ろうって思ったんです。





...これが私の過去です。





最初にも言いましたが、この話を知っているのは
ジャニーさんと滝沢くんだけです。


HiHiJetsのメンバーは誰一人知りません。
弟のことも両親のことも知りません。



本当は全てを話すか悩みました。


大切な人たちから

捨てられるのが怖かったから...

軽蔑されることが怖かったから...




でも...

これからずっと一緒に頑張っていくであろう
SnowManのみんなには知ってもらいたかった。




だから話しました。




そして、これから話す話は今後の話です。



私と一緒に活動をするにあたっての話です。





私の過去と、これから話す話を全てを聞いてから

私がSnowManに居ていいのか決めて欲しい。』

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