10人目は頑張り屋さん3

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『...ありがとう。』



6年前のあの日以来

誕生日を祝ってもらったのは初めてだった。



昨日までの私だったら
「おめでとう。」なんて言われても
悲しい気持ちにしかならなかったと思う。





でも、今は違う。


悲しい気持ちはきっと一生消えないだろうけど...

悲しみの中に嬉しくて幸せな気持ちが芽生えた。






そしてスッと出てきた「ありがとう」という言葉で
きっと滝沢くんも私の変化を感じてくれたのだろう。



今までは極力話してこなかった
少しだけ未来の話を始めた。




滝沢「...ん。
Aもデビューするということで良かったよ。

8月のEXシアター最終公演は3パターンの生配信をすることに決めたからね。」





『3パターン？』




滝沢「前半、後半のみは500円で、
スタートからWアンコールまでは1500円で
配信しようと思っている。

8月8日の記者会見で
兼任解除と日程について触れてもらうことにしているんだけど、もうEXは応募が終了しているタイミングだろ？

きっと会場に入れなくても
6人でやる最後の公演を見たいと思う方が
沢山いると思うんだ。」





『そんな盛大に...』





滝沢「この間、優斗たちがWアンコールで
卒業式みたいなものをやりたいって言ってたぞ

きっとアイツらなりに
Aのことを盛大に送り出そうとしているんだよ。
付き合ってやれよ？笑」





『付き合うもなにも...むしろ申し訳ないです』






滝沢「あはは笑
前よりも先のことを考える余裕が出来たみたいで良かったよ。」






『SnowManのみんなが私の過去も今も...
私の全てを認めて、受け入れてくれたからですかね。

久しぶりに人を信じてもいいんだなって少しだけ思えました。


滝沢くん、長い間ご迷惑をかけてすみませんでした。
これからも宜しくお願いします。』








HiHiJetsのみんなが私の背中を強く押してくれて



SnowManのみんなが受け入れてくれた。





みんながいたから、私はまだここに居られる。






本当にありがとう。






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みるくてぃーです^ ^


長かった過去編がここでようやく終了です。


長い間、お付き合いいただきありがとうございました！



是非、感想をお待ちしています。






ここからは作者がストックしたネタを
少しずつ書いていこうかなと思います。



読みたいお話がありましたら
お気軽にコメント欄またはTwitterお題箱にて
リクエストください。


これからも宜しくお願いします！

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