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ラウールside
学校が終わって楽屋に行くと
机に向かって何かを書いているAちゃんと
その横に座っている阿部くんがいた。
『何してるの？』
「あ、ラウちゃん。おかえり。
今ね、阿部ちゃんに勉強を教えてもらっているの。」
『え！いいなぁ！
阿部くん、僕にも英語を教えてください！』
阿「うん、もちろんいいよ。どれ？」
『この問題です！』
阿「あーこれか！
これならさっきAに説明したところだから...
A、復習としてラウールにこの問題、教えてあげて？」
「うん。分かった。ラウちゃん、ここはね...」
.
.
.
.
「ってことです！
阿部ちゃん！これであってた？」
阿「完璧！やっぱりAは覚えがいいね！」
「やった！褒められた！！」
なんだろう。
今日の2人、癒しモードが炸裂している。
阿「ラウール、大丈夫そう？」
『はい！
Aちゃんの説明、分かりやすかった！』
「えー！嬉しい！
ね、阿部ちゃん、ここ教えて。」
阿「あー、これは少し複雑だね。
まずは文節ごとに区切ってみようか。」
と説明する阿部くんは先生そのものだし
「え？なんで？
ここってSVOじゃないの？
だってこれって補語じゃん。」
と聞き返すAちゃんは生徒そのもの。
阿「ううん。補語はCだよ。
だから答えはSVCになるの。
よく見て？
ここがMの役割をしているから、
こっちがCの役割を果たしているんだよ？」
「ここがMだから、こっちがC...あっ！そっか！！
阿部ちゃんのおかげで分かった！」
阿「ふふふ笑
勉強って、理解出来ると楽しいよね。」
なんだろう...
このまま先生と生徒の禁断の恋が始まりそう。
なんて、1人で想像しているとママが来た笑
深「なに？勉強会？」
『そうです！
阿部くんに教えてもらってます！』
深「そっか。阿部ちゃんなら、なんでも知ってるからラウールも安心だね。素敵な家庭教師に見てもらえて、ママ泣いちゃう」
なんておふざけをかましつつ
いなくなった深澤くんに変わって
隣に座ったのはめめ。
蓮「なにしてんの？」
『宿題！阿部くんに教えてもらってるの。』
蓮「うわ！英語とかマジ無理だわ...
康二くーん！！」
とついこの前まで大学生だったはずが
早々に逃げていっためめを見送りつつ...笑
僕もAちゃんに負けじと
手元の課題に集中した。
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taekohikari4321(プロフ) - お帰りなさい さっそく楽しみにしてました。 (2023年4月4日 20時) (
レス) id: 741e1af288 (このIDを非表示/違反報告)
めろ - 大変なタイミングでコメントを残すのは失礼かと思いましたが…。いつも楽しみに読んでいました。公開再開を楽しみにしております！ (2023年1月31日 0時) (レス) @page1 id: ba8dc9871c (このIDを非表示/違反報告)
taekohikari4321(プロフ) - 分かりました (2023年1月24日 4時) (レス) id: 741e1af288 (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - taekohikari4321さん» パスワードは現在公開しておりません。無断転載に関する一件が解決するまではしばらくこのままの状態になります。ご迷惑をお掛けしますがご了承いただけますよう、宜しくお願い致します。 (2023年1月23日 22時) (レス) id: 821cf37f6e (このIDを非表示/違反報告)
taekohikari4321(プロフ) - パスワード知りたいのですがどうしたらよろしいでしょうか？ (2023年1月23日 21時) (レス) id: 741e1af288 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるくてぃー
| 作成日時：2019年10月4日 19時
