4話 ページ5
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「 ……え？ 」
まさか、そこにツッコまれるとは思わなかった姫花。
今日1番のポカンとした顔で、
「 信じられない 」とでも言いたげにAを見る。
しかしそれは、Aも同じだった。
「 マネージャーとは、選手を支えるための役職よ。
本来の役目は、陰から彼等をバックアップすること。
ここには、恋をするために来ているわけじゃない。
恋愛なんかに現を抜かして、
彼等のコンディションが落ちてしまっては元も子もないでしょう。
そこまで言うと、姫花は一瞬「 確かに…… 」と言いかけて、
すぐにハッと我に返ったようだった。
Aの言葉を忘れようと頭を横に振っている。
こういう仕草をする姫花を見ていると、
「 素の方がよっぽど愛嬌があるのに 」と思う。
「 それじゃあ、ここからは二手に分かれましょうか。
私はチームYの様子を見てくるから、
姫花ちゃんはチームVのところに行ってもらってもいい？ 」
「 は！？ちょっと待ちなさいよ、話はまだ 」
2つ持っていたクーラーボックスのうちの1つを、
半ば無理やり押し付けるように姫花に渡す。
姫花が止める隙も無く、
Aはスタスタと次のコートへ歩いて行ってしまった。
「 あのお嬢様……ほんと、話聞けっての……！ 」
-
「 大川くんは、こっちの濃い味の方ね 」
「 おう、さんきゅーな 」
「 それから……これは二子くん 」
「 ありがとうございます 」
ドリンクを1本1本選手たちに渡し、
汗の染み込んだビブスを回収していく。
ドリンクとタオルを配り終わったら、
その次は洗濯、ロッカールームの掃除をしなければいけない。
人手不足が深刻すぎると、Aは天を仰いだ。
「 あの、夜神さん 」
「 どうしたの、二子くん 」
「 ……昨日、シャワールームに何か落ちていませんでしたか 」
「 ……あ、フェイスクリーム？ 」
「 ！ そうです！ 」
「 あれ二子くんのだったのね。
私の部屋に置いてあるから、後で持って行ってもいい？ 」
「 すみません、ありがとうございます 」
-
( 二子くん、ニキビとか気になっちゃう感じ？ )
( ……はい )
( 私ので良ければだけれど、新しいのも持って行くわ。
あのクリーム、もう残り少なくなっていたから )
( 本当ですか？助かります！ )
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もこ(プロフ) - 私愛され＆逆ハー大好物なので嬉しいです！ブルーロックのキャラ全員推しなので嬉しいです！更新頑張ってください！ (7月15日 12時) (
レス) @page13 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
早桃 - やば､､､!めちゃ好きです！これからも無理せず更新頑張って下さい！応援してます！ (2023年2月18日 13時) (レス) @page13 id: 363e501944 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 今日めっちゃ寒かった… (2023年1月25日 20時) (レス) @page13 id: 6868ad981d (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 😎👍 (2023年1月18日 9時) (レス) @page11 id: 6868ad981d (このIDを非表示/違反報告)
水晶(プロフ) - 清々しい………！面白いです！ (2023年1月13日 22時) (レス) @page5 id: 001dbf15df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずりは | 作成日時：2023年1月13日 18時
