1話 ページ1
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「 おいっ！どうした姫花！？ 」
千切のそんな声で、その場にいた全員が一斉に振り返る。
「 あ……なんでもないの豹馬っ、私は平気……！ 」
「 泣いてるのに平気も何もあるか！
……おい、お前。姫花に何言ったんだよ 」
地面に膝をついて涙を流すマネージャー、
桃園姫花の傍に駆け寄って、その背を摩る千切豹馬。
それを、茶番を見るような瞳で見下ろすもう1人のマネージャー。
名を、夜神Aと言った。
彼女は呆れたように溜息をついて、
ドリンクのボトルを手に取りながら口を開いた。
「 別に、彼女を泣かせるようなことはひとつも？
仕事をしないならマネージャーとしてここに居る価値は無い。
事実を述べただけよ、何か問題でも？ 」
「 ハッ、最低だなお前。
姫花を泣かせておいて、悪びれもしねぇのかよ 」
「 悪いことは、何一つしていないもの 」
「 姫花の方が俺たちと仲良いからって、嫉妬か？
顔に似合わず、アホみてぇなことするんだな、アンタ 」
その千切の言葉に、Aはピクリと眉を動かす。
そして先程の倍の長さの溜息をついて、
千切と、そんな彼の陰に隠れる姫花を見つめた。
形の良い唇が、弧を描く。
-
「 私が、彼女に嫉妬？ 」
＿＿＿＿＿微笑み。
「 何故？ 」
＿＿＿＿＿どこまでも深い、青の瞳。
「 家柄、容姿、頭脳、人柄、品格＿＿＿＿＿
全てにおいて優れている私が 」
＿＿＿＿＿その表情は、美しささえ伴って。
「 彼女のどこに、嫉妬する必要があるというの？ 」
＿＿＿＿＿ただ柔らかく、眩く、微笑みかけるだけ。
-
ド正論ばかり言う鋼メンタルマネージャーが、
監獄でお仕事をするお話。
-
( うわ……あれはキツい…… )
(
( いや、なんか全部正論だから言い返しようが無いなって…… )
( は！？お前そっちかよ！ )
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もこ(プロフ) - 私愛され＆逆ハー大好物なので嬉しいです！ブルーロックのキャラ全員推しなので嬉しいです！更新頑張ってください！ (7月15日 12時) (
レス) @page13 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
早桃 - やば､､､!めちゃ好きです！これからも無理せず更新頑張って下さい！応援してます！ (2023年2月18日 13時) (レス) @page13 id: 363e501944 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 今日めっちゃ寒かった… (2023年1月25日 20時) (レス) @page13 id: 6868ad981d (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 😎👍 (2023年1月18日 9時) (レス) @page11 id: 6868ad981d (このIDを非表示/違反報告)
水晶(プロフ) - 清々しい………！面白いです！ (2023年1月13日 22時) (レス) @page5 id: 001dbf15df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずりは | 作成日時：2023年1月13日 18時
