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「 止まりなさい！
君、ここは関係者以外立ち入り禁止だぞ！ 」
「 だから、関係者だって言ってるんです！ 」
「 そんなこと言っても、君は学生だろ！ 」
どうもこんにちはAです。
さっきからかれこれ10分間くらい……
目の前のおまわりさん��2と、こんなやり取りしてます。
日本警察ってみんな堅物すぎん？
拉致あかないんだけど。
いやでも元はと言えば、
今朝かかってきた謎の電話のせいなんだよね。
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「 ん……、はぁい、もしもーし…… 」
〈 寝ていたか。おやすみ中申し訳ない。〉
「 んぇ……どちら様？ 」
〈 警視庁の、黒田兵衛という。〉
「 あぁ、警察の人……え、警察？ 」
〈 今朝、東都劇場で変死体が発見された。〉
「 は、え？ あの、ま 」
〈 行って調べてみてくれ、以上だ。〉
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「 はぁ……じゃあこう言えば通してくれます？ 」
「 だから何を言ったところで…… 」
「
「 っ！ じゃあ君が……！？ 」
おろ、おまわりさんの顔色が変わった。
なんだ黒田さん……
手ェ回しといてくれたんじゃん、気が利く〜！
まぁ現場になんて言っといたかは聞かんでおくけど。
「 ……現場は3階だ。
エレベーターを出たらすぐ右に行って、
突き当たりの大きなドアのついている部屋だぞ。」
「 りょーかいでーす。」
おまわりさんの横を通り過ぎた直後くらいに、
「 彼女が特別捜査官なのか……？ 」
「 現場見たらすぐ逃げてくるに決まってるさ。」
という会話が聞こえてくる。
ほほう、ではかなりエッグい状況なんですね。
特級絡みだったりして？
やめてよ〜、昨日祓ったばっかじゃん！！
「 ……て、そんなこと言ってられないっぽいな。」
はい、これ特級絡みですね、はい。
残穢がもうヤバいです特級です。
しかも建物内にまだ呪霊残ってない？
なんだよ米花町ヤベェなクソ、
なめこ栽培キット並みに呪霊が生えて(？)いやがる。
呪術師が早死する理由今なら理解できるわ。
「 絶対過労死だよな……(違う) 」
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作者名：杠葉 | 作成日時：2021年7月15日 8時
