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「ねー、明日なにする？」
こういう話し方はすごく友達のようだった。
心の距離が縮まっている感じがする。
「何しましょう？私はとくに予定はないんですが。当たり前ですけど…」
「じゃあさ、連れて行きたい花屋があるんだけど、そこに一緒に行かない？」
「いいんですか？行ってみたいです」
「あのね、テレビ局の近くにある店なんだけど。
最近俺そこで花買っててさ。店長と仲良くなったの。
急に人が辞めたらしくて人手不足で誰かいないかな〜ってぼやいてたんだよね。だからA、そこで働きたいって頼んでみるのどうかなーって」
「それほんとですか？働けるなら働きたいです」
花屋しか経験していないから、次も花屋で働けるのならとてもありがたい。
「うん。店の雰囲気とか見てさ。店長もいい人だよ」
「そうなんですね。
そこに行き出して結構なるんですか？」
「あー…うん。Aのその……元カレからAに近づくなって言われてからはあまりそっちの店には行けないなって思ったから…まぁそう言いつつAのことは気になってちょいちょい店の前は通ったりはしてたんだけどね〜」
「そうだったんですね」
中島さんに牽制しておきながら自分は浮気するって、めっちゃさいてーやろーだなと思い、別れて正解だったと心が少し晴れやかになる。
「今夜はいろんなことがあったね。
明日出かけるし、そろそろ寝るか」
「はい」
歯磨きをして寝室に入ると、私の後ろから彼も入ってきて、いや、そうじゃん、同じ部屋じゃん！とその事実にやっと気づいた。
「じゃあ俺ベッドでいいの？俺が下で寝る？」
「いやまさか！私が下の布団で寝ますよ」
「おっけー」
と返事をして彼はぼふん、とベッドに飛び込んだ。
「久々のベッドだ〜」
ゴロゴロしながら言っていて、ほんと申し訳なかったです、と謝る。
だが、
「Aにしっかり休んでもらいたかったから、いーの」
枕に顔をうずめて下の敷布団を整えている私に視線を寄越して言ってきた。
「一緒の部屋で寝られるのやばいね」
ふふ、と笑って嬉しそうに言うので、私今日この人と付き合ったっけ？と錯覚した。
「たしかにやばいです。別の意味で」
よくよく考えたら寝顔とか絶対見られたくない。
私の方がなんとしても先に起きよう。
「え、別の意味？ドキドキするんじゃなくて？」
きょとんとしていて、その言葉から中島さんはこの状況にドキドキしてるんだなぁと知る。
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にこ(プロフ) - ふぅかさん» 小説を読み返して幸せに浸る予定だなんて嬉しいお言葉ありがとうございます🥹お話に触れる時間がふぅかさんにとって楽しいひとときとなっていれば幸いです。またどこかのお話でお会いできることを楽しみにしています。ありがとうございました！ (3月9日 14時) (
レス) id: aba4acfcad (このIDを非表示/違反報告)
ふぅか(プロフ) - 完結おめでとうございます!! 本当に素敵な作品です🩷 3月末、寂しいです…が、にこさんの小説を読み返して幸せな気持ちに浸る予定です! また次作も楽しみにしてます! 応援してます! (3月9日 2時) (レス) @page48 id: af1a48aa9a (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - ふぅかさん» コメントありがとうございます♡世界観を気に入って頂けてよかったです！きちんと完結させるよう頑張りますので最後まで見届けて頂けたら嬉しいです♡引き続きよろしくお願いします (2月23日 15時) (レス) id: aba4acfcad (このIDを非表示/違反報告)
ふぅか(プロフ) - いつも楽しませていただいております! この世界観、大好きです! 応援してます! (2月23日 0時) (レス) @page26 id: af1a48aa9a (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - こたさん» いろんなことが一気にあってもう2月になりそうですけども。ご心配おかけしてたのならすみません🙏こんな時にリアル設定ってどうなの、とか思ったりしてますが、世界観を気に入ってもらえてるのならよかったです🥺優しいお言葉ありがとうございます🥺 (1月31日 1時) (レス) id: aba4acfcad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にこ
| 作成日時：2024年1月5日 17時
