ローズヴラドの甘美な罪【3L可募集企画】

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ロンドン(闇霧の都)

ローズリア帝国の現首都。
戦争による気候の変動に因る物からか、常に一帯には霧が立ち込めている。
中世も思わせる街並みが広がり、とても賑やか。
また、吸血鬼とニンゲンの格差が最も大きい地域でもある。
クリスマスの前日には仮面舞踏会なる二日間に及ぶ大きな祭りが開催されるらしい。
都の中央には大聖堂を思わせる大きな教会と城があり、そこに五摂家、帝王が住んでいる。
ニンゲンは勿論、一般の吸血鬼さえも許可無く城に入る事は禁じられており、城への道も一切不明。
国の首都である事からも吸血鬼の大体がロンドン住みである。

トーキョー(和幻の都)

和風と呼ばれる独特な文化の根付いている地域。
鎖国をしていた事からか、300年前の吸血鬼とニンゲンの全面戦争前の街並みが現存しており、その風景は正に幻の様に美しい。
また、名前もニホン形式という特殊なものとなっており、
“カンジ”という独自の言語を扱う事もある。
都の中央には赤と黒を基調とした大きな城があり、そこに五摂家が住んでいる。トーキョー全体が城を中心とした城下町の様になっている。
都では吸血鬼の事を“鬼”と呼び、和の都生まれの吸血鬼には角が生えている。

リヤド(砂漠の都)

300年前よりも遥かに気温差が激しくなり、夜は極寒、昼は灼熱と生身のニンゲンでは夜を越す事さえ出来ない厳しい環境。
アラビアンと呼ばれる独特の文化が根付いている。
最も奴 隷を保有している都であり、五摂家の住む宮殿の中は常にニンゲンでごった返している。
また、その過酷な気候から、リヤドに生まれるニンゲンは吸血鬼に劣るものの体は丈夫に生まれる傾向がある。

モスクワ( 氷霧の都)

一年中常に冷え冷えとしており、大幅な気候変動により冬になると常に外に出れなくなる程の雪が降り積もる地域。朝方や夕方は常に暗く、昼でさえも薄暗い。
一年のうち最も寒い日に薄着で出たらそれはもう死を意味するだろう。
観光地として有名であり、吸血鬼らの中でも有数の富豪の別荘街がある程。
ロンドンに続き吸血鬼の数が多く裕福な家系の吸血鬼が暮らしている。それぞれが家畜の中でも気に入ったニンゲンを沢山従えている事もある。
首都の中央に聳える白と青を基調とした宮殿に五摂家が暮らしている。

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