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第四十一話 ページ43

互いに少しだけ笑って、周りを見てみる。

もう既に踊っているひともいれば、話をしている人もいる。

勿論、会話が弾んでない人もいるし、踊りが下手くそな人もいる。

勿論それも含めての交流会なので、見てる此方は楽しい。

さて、どうしようかと考える。

踊ってしまうのもいいし、会話をするのもよし。

そう考えながら先程血を流した手を見てみると、もう傷は塞がっていた。

「・・・やっぱりな。」

顔をしかめながら自分の手を見て呟く。

「・・・聞いてた?」

と、俺の顔を彼女はのぞきこむ。

いきなり覗かれたので少しだけびっくりする。

「あ、ごめん。聞いてなかった。」

と、素直に謝罪する。

彼女は少しだけ怒ってから「まぁいいわ。」といって許しくれた。

俺は「ありがとう。」と礼をいった。

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作者名:古茉 x他1人 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2018年4月17日 20時

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