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第七話 ページ9
ゆっくりと重い瞳を開ける。
どうやらいつの間にか寝過ぎてしまったらしい。
その後、視界にうつっていたのは女性で思わず
「■■・・・?」
と馬鹿な事を言ってしまった。
もう、いないというのに
聞こえてないことを祈るばかりだ。
よく見ればさっきの読みたい本を譲った子だ。
少し安堵した様子を見ると、大体は理解する
「すまない。迷惑をかけたようだ。」
そういって頭を下げる。
「そうね。」
とぶっきらぼうに返された。
「俺が閉めて、鍵を渡しておこう。」
そういって鍵を受け取る。
彼女が出ていった後
「今日はありがとう。」
「それじゃあ、また明日。」
と聞こえてないであろう言葉をはいた。
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