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其の11 少年、という人物>>2 ページ12

◆◇◆◇◆

少年は未だ幼く、そして大人びている。


何時から少年、Aは居たのだろうか。

確か、太宰くんと同じか、遅いか。

其の頃は今よりもずっとずっと幼く、彼は憎悪と孤独の中に居た。


彼が此処に居るにあたり、条件が有った。


彼が外へ行く事に無頓着である事。

彼の能力の監視も兼ね、常に首領の目の届く処に置く事。

彼の存在を知る者を限り無く少くする事。









彼は数年振りに外へ出た。

それは気まぐれか。はたまた運命か。

彼の存在が、確実に何かを起こすのだけは、明らかだった。


◆◇◆◇◆

み、短っ!!!

其の12 『___________』→←其の10 やァ、こんにちは?



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衣紋(プロフ) - 有栖さん» お読みいただきありがとうございます!!後々にわかりますので楽しみにしていてください! (2018年4月6日 19時) (レス) id: d3938a972f (このIDを非表示/違反報告)
有栖(プロフ) - 過去に何があったのかが、気になります (2018年4月4日 17時) (レス) id: e7a3c43521 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:衣紋 | 作成日時:2018年2月1日 21時

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