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12華 ページ12

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なんか…もう疲れたんだけど…


氷帝の待つ部屋に行ったら、今度は青学、それが終わったら四天宝寺

特に四天宝寺は大変だった

小学生みたいな子が大阪から走ってきたとか面白いこと言うし

鉄下駄履いてるかなりの長身さんがトトロを探して三千里…をさらにあたしたちが探して三千里…


青学は結構常識人の集まりだった気がする

帽子被った一年生らしき子に突然名前聞かれたのは驚いたけど

…驚いたのは、卵さんと語尾ににゃ、をつけて喋る人がいたこと

青学のマネージャーさんは美人だった


テニス部ってどこもこんな個性豊かな人達が集まるのかな


前でマイクを使ってペラペラ喋る跡部くんをボーッと見ながらそんな事を考えていれば、後ろにジャージが引っ張られる


詩「…Aちゃん、次マネージャーの自己紹介だよ。…緊張する〜」


大丈夫だよ、きみは失敗しても可愛いで済まされる


跡「マネージャー3人は前に出てこい!」


壇上に上がれば、それなりの視線を感じる

…特に、立海の美人さんと青学の帽子くん

なんだ?


どうやら私は最後らしい…面倒臭いな


加「加納(かのう) 由花(ゆいか)…去年もいたから知ってる人はいると思うけど…よろしく。」


あ、きっとこの子ツンデレだ

耳が真っ赤だ…美人なのに可愛い


詩「…えと、詩野 夢李、でしゅ!あ…」


噛んだ

その事で真っ赤になってしまった詩野さん

かなり恥ずかしかったのだろう


貴「詩野さん、大丈夫ですよ。皆待ってくださっています、ゆっくりでいいので続きをどうぞ?」


耳元で囁けば、頷いた詩野さん


詩「…詩野 夢李です。えと、由花ちゃんと同じで去年もいたけど…今回も頑張るのでよろしくね」


言い終えたと同時にあたしの方へニコッと笑う詩野さん

うん、まあ可愛いね、やっぱり


貴「A Aです。今年から氷帝のマネージャーをやらせていただいてます。」


よろしく、とは言わなかった

いやぁ、別によろしくしなくてもいいでしょ


壇上を降りていく中で、詩野さんに耳打ちされる


詩「Aちゃん…ありがとうっ」


未だに赤い頰を掻きながら笑う彼女にあたしも微量ながら笑みを返す


ああ、この後は少し休める


そんな事を思いながら席に着いた

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ノエル - 始めから引き込まれるほどとても面白かったです!!これからも更新頑張ってください。応援しています (2015年6月15日 16時) (レス) id: 6b02af50b9 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - 甘夏蜜柑さん» オッス! (2015年2月13日 22時) (レス) id: cbeffbf827 (このIDを非表示/違反報告)
甘夏蜜柑(プロフ) - モモさん» ありがとうございます…暇があったら覗いてやってください。…面白いかは保証しませんが (2015年2月13日 22時) (レス) id: b96b0fe977 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - 甘夏蜜柑さん» やっぱりスゲー!尊敬するッス! (2015年2月13日 22時) (レス) id: cbeffbf827 (このIDを非表示/違反報告)
甘夏蜜柑(プロフ) - モモさん» そんな事ないですよwwwというか、REBORN始めました…w書きたくなっちゃって…調子に乗った挙句に…← (2015年2月13日 22時) (レス) id: b96b0fe977 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:甘夏蜜柑 | 作成日時:2015年1月30日 18時

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