【ranfren】ずっといっしょがいい。【学パロ】 (ページ2)

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※夢主は英語を話している前提です

『すみません！遅れました…！！』

そう言って教室に入ると一斉に視線がこちらへと向く、教卓の上の先生に手招きされて私は教卓に登った

色々私について紹介し終わったあと先生に「自分で自己紹介できる？」と聞かれ、『できます』と答える。そのくらいの英語は分かる

改めて前に向き直り話し出そうとした時だった。

視界に入ったオレンジ髪、黒縁メガネ、夢の全く同じ顔の男の子がいた

ニコニコの不気味とも捉えられるその笑顔がこちらに向いていた

身の毛がよだつ、本能が逃げろと言っている

本当に心底ここから逃げ出したかった

でもそれは私の勝手な妄想だし、何しろここで逃げたり奇声を上げたら私は変人扱いされるだろう

なるべく恐怖の感情を押し殺して完結に喋る

それでもきっと声は震えていた

先生は何も気付かなかったのか普通に受け流していた

そして私に最悪の言葉を言った

「彼の隣に座りなさい」

先生が指した方にはあの“彼”がいた

ああ、神はなんて無慈悲なのだろう！私は天を呪った

返事をして、震える足で彼の隣に座る

「よろしくね！私はRandal！」

『よ、よろしく…』

そう言って彼は私に手を出してきた

渋々その手を握り返す

彼はとても満足そうに、にこりと笑った。

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休み時間はずっとダルに話しかけられていたせいで周りは話しかけてこなかった

きっとみんなダルが嫌いなんだろう

でも1人の男の子だけはずっと私たちと喋ってた

私と同じ日本人の塚田悟くん

ちなみにこの“ダル”っていう呼び方は、Randalにそう呼んでと言われたのでそうしている

逆らったら何されるかたまったもんじゃない！

ちなみに悟くんもダルって呼んでいる

何で悟くんはダルと喋りたがるんだろうか？

良い子そうなのに…それとも私みたいな夢でも見た被害者の1人なのだろうか？

そんな事を帰り道に悶々と考えているとダルがニコニコしながら話しかけてきた

「このあと、私の家で遊ばない？」

『い、いいよー』

「やったー！Aにペットを見せたかったんだ〜」

『ふーん…』

こいつが飼ってるペットなんてきっとヤバいものに違いない

トカゲとかヘビとか…想像するのはやめておこう

そうして私達はダルの家へ向かった

それが地獄とも知らずに…

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