偽りの僕は呪術師に

元気そうな後輩と、初めましてな後輩 ページ19

結局今日も任務か…



行く前に恵の様子を見に行かないと



ｶﾞﾗｶﾞﾗ




『恵ちょっと聞いt…………あ』




あ〜〜れヤバいなミスったな




虎杖「禮舞先輩じゃん！こんにちはー！」



釘崎「え、誰、虎杖の知り合い？」



伏黒「先輩、帰ってきてたんですね」



虎杖「アンタも知り合いなの！？知らない私が可笑しいみたいじゃない！」




そうだ……、一年生ならいてもおかしくないよな



お見舞いとか諸々で



うーわ、足でドア開けた上に恵を呼び捨てで呼んじゃったよ…セーフ？ギリ誤魔化せる？




『えっと、釘崎野薔薇さん……ですよね？』



釘崎「そうだけど…、アンタ誰よ」



『私は呪術高専三年生の、赫禮舞です。お会いするのは初めてだけど、聞いてたよりずっと綺麗な方ですね…！』




釘崎「……ふーん、アンタ中々分かってるじゃないの」



伏黒「先輩だぞ、敬語使え釘崎」



『気にしないでください！お好きな呼び方で構いませんよ』



虎杖「そういえばオレも敬語使ってないや」



伏黒「お前もかよ……」



釘崎「改めまして、私は釘崎野薔薇。よろしくお願いしますね禮舞先輩！」



『はい！よろしくお願いしますね、釘崎さん！』



セーフ、上手く誤魔化せてるなこれは



釘崎「アンタ達、真希さん以外にもこんな素敵な先輩がいたなら早く教えなさいよ！」



伏黒「……悪い、教えるタイミングが無かった」



虎杖「オレはてっきり知ってると思ってた…」



釘崎「ホント…芋男はこれだから…」




釘崎さん随分と気の強そうな子だな



真希といい私といい、呪術師って気の強い女性が多いのかな

お見舞い→←そんなことは無かった

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