佐藤龍我の病み系妹はHiHi Jetsの紅一点

家 ページ10

『んっ．．．』


龍我「．．．起きた？」


目を覚ますと、ここは私の部屋だった。


龍我「ごめんねっ。僕がこんなこと言わなければっ．．．学校に行こうなんて言わなければ．．」


『お兄ちゃんのせいじゃないよ。』


体が痛む。だけどもうひとつ私には問題があった。


龍我「A．．．？１回さ、笑える？」


お兄ちゃんはなにを言うのかと思えばそんなことだった。
私は笑って見せた。
　


．．．．はずだった。


龍我「A。笑ってない．．．ごめんねっ．．．ごめんっ．．．ｸﾞｽｯ」


お兄ちゃんは泣いてしまった。私が笑えない？そんなことあるはずがない。いつも何かあったら笑って済ませてたのに．．．お兄ちゃんの前でも。


泣きたい気分だった。でもなぜか涙がでない。
そこで私は気付いた。







．









．









．







．．．私の感情がなくなってることに。

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