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Hallo!
どうも皆さん!Aです。

どうやら私は転生した様です。
ここはスペイン某所。お金持ちなガーネットスピア家。
私の扱いはそこの一人娘。年齢は5歳。…そう、5歳です。
鏡を見たときの衝撃を私は忘れない。
だって、めっちゃ可愛い美幼女が佇んでいたんだよ。
叫ぶよね。…耐えたけど。

「お嬢様、支度が整いました」
『ええ、今行きます』

作った笑顔でふんわりと使用人に笑いかける。
すると、ほんのり彼女は頰を染める。
はぁ、マジ怠い。うざい。消えて欲しい。
今、何をしているかって?
良家のお嬢様にありがちな、お見合い(笑)ですよ。
いっつも私がやんわりと断っているから父が選りすぐった精鋭達とお見合いするんだよね
5歳の娘に何してんだか

そんなことを内心で吐き出している。
しかい、外見は不自然にならない微笑みを顔に貼り付けてクソでかい屋敷の廊下を歩く。
とある部屋の前で使用人は立ち止まった。
「こちらです」
『ありがとう、私が呼ぶまで下がっていてね』
「仰せのままに」
チョコレート色の重厚な扉をノックする。
中から少年の様な青年の様な声で返事がした。
『失礼いたします』
仮面をつけて、今日も一日を乗り切る。


「お嬢様、次の方で最後になります」
わざとらしい笑顔でメイドの一人が紅茶を入れながら、微笑む。
すごく腹たつ。
『…そうですか。ありがとう』
まあ?私プロだから?ちょっと疲れたお嬢様の笑顔で答える。
「お嬢様、もし疲れたのでありましたら少し休んでは?」
心配そうな顔で彼女は、紅茶を渡してくる。
『いいえ、大丈夫です。お客様を待たせるわけにはいきませんわ」
苦笑しながら答え、使用人を下がらせる。
あー
朝から晩までよくこんなに父は人数をかき集めるものだ
たっく、結婚なんてクソ食らえだっつうの。
使用人がいないので足を組みため息をつく。
『なぁんで、5歳で婚約者なんか』
いや、わかるよ?
変な虫がつかない様にしたいんでしょ?父は?
でもなんかもっとあるやん!運命の出会いとかあるやん!
そこまで考えた時、コンコンとノックされた。
慌てて足をとき、笑顔の仮面をつける。
『どうぞ』
「失礼します。」
そう言って胡散臭い笑みを貼り付けてやってきたのはくせ毛の黒の短髪の少年。赤い瞳に首から見える刺青。まだ発達しきれない声帯はその人がまだ成長途中という事が分かる。
「初めまして、僕の名前はスティーブン・A・スターフェイズ。宜しくね」

…そっか、ここは血界戦線の世界だったかぁ(白目)

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設定タグ:血界戦線 , 女主 , 転生
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UTA - すごく面白かったです!後半にかけてすごく面白くなっていたので続きが読めないのは残念ですが素晴らしい作品を書いてくださってありがとうございました!!別作品期待してます! (2019年4月28日 19時) (レス) id: b28bd8f6cb (このIDを非表示/違反報告)
。。 - オリジナルフラグ外して下さい違反です。 (2019年2月9日 13時) (レス) id: 8099c9656f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くるクラ | 作成日時:2019年2月9日 12時

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