むつ ページ6
シャンクスが仲間入りして数日経ったある日
ロ｢だーっ、泣き止まん！！｣
レ｢どうすればいいんだ．．．｣
ギ｢腹か？腹が減ったのか？？｣
ギャン泣き中のシャンクス。
『．．．』
そんなシャンクスを囲み、ロジャー達はワタワタしている。
『．．．』
その輪に、Aが向かう。
レ｢！！A！シャンクスが泣き止まなくてな．．．｣(疲)
『．．．貸して。』
ロ｢！A！！泣き止ませてくれ〜！！｣
『．．．おいで、シャンクス。』
ロジャーからAへ、シャンクスが渡される。
シャンクスはまだギャン泣き。
『．．．．．．？．．．』
レ｢泣き続けるな．．．どうしたものか．．．｣
『．．．．．．．．"おやすみ、赤ちゃん。静かにね。"』
皆｢！！！｣
Aが、子守唄を歌い始める。
『"青空は永遠に続くわ。大丈夫。"』
ロ｢．．．｣
『"どうか明日も晴れていて。"』
レ｢．．．！｣
『"美しく凪いだ海を、共に泳ごう。"
"海はあなたを呑みはしないわ。"』
レ｢(だんだん落ち着いてきたな．．．)｣
『"大丈夫。"
"月の輝く可惜夜でも明けない夜はないわ。"
"明け前の黎明は美しいのよ。"』
ギ｢(シャンクスが泣き止んだ．．．)｣
『"頬を撫でる優しい風は"
"いつかは背中を押すものよ。"』
ロ｢(眠り始めたな．．．)｣
『"ほら、愛しい子。"
"怖がることはないのよ。"
"おやすみ、赤ちゃん。静かにね。"』
歌い終わる頃には、泣き止んで眠っていた。
ロ｢すげェな、A！！｣(小声)
『？』
この日から、大泣きする時はAにシャンクスが渡されることになった。
この歌は、シャンクスが大きく育っても、微かながらも記憶に残ることになるのだとか。
レ｢初めて聞く子守唄だったな．．．Aが歌ってもらっていたものなのか？｣
『．．．うん。』
またある日には
シ｢うー、うー！きゃー！！｣
『．．．．．．痛いなぁ、シャンクス．．．』
シ｢あうー！！｣
長く伸びた髪を引っ張られたり、
『．．．．．．！！．．．ギャバン、いい所に．．．』
ギ｢ん？おぉお．．．｣
『髪．．．縛って．．．』
ギ｢お易い御用だ！｣
そこで、初めて髪を束ねたり、
ギ｢どうだ？｣
『．．．引っ張られないし、スッキリ．．．ありがとう。』
ギ｢おう！｣
レ｢おぉ、髪を束ねたのか。似合ってるぞ。｣
『！．．．ありがとう。』
それを通りがかったレイリーに褒められたり。
子育ては話題が尽きないのだとか。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 97人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
宵桜の館(プロフ) - 竜胆さん» ありがとうございますwかっこいいですよね〜！！wありがとうございますw (2022年8月13日 12時) (
レス) id: 3929f2196b (このIDを非表示/違反報告)
竜胆 - 宵桜の館さん» でも、良いですねwロジャーとレイリー…あの2人カッコいいですもんねww これからも楽しみにしてます…！ww (2022年8月10日 23時) (レス) @page4 id: 32faf97f7c (このIDを非表示/違反報告)
宵桜の館(プロフ) - 竜胆さん» こんにちは〜wありがとうございますwこれはまだ分からないです．．．w (2022年8月10日 13時) (レス) id: 3929f2196b (このIDを非表示/違反報告)
竜胆 - こんばんは！wどんな内容か…めちゃくちゃ気になりますww シャンクスオチなら嬉しい…ですww (2022年8月9日 23時) (レス) id: 32faf97f7c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：宵桜の館 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Yozakura_hmp/
作成日時：2022年8月9日 21時
