世界が変わった日

約束 ページ7

駐車場に着くと


社長が

「私の車がある。それで逃げ....」


社長は背後にいた人に噛まれた。


「社長！」


社長が肩を抑えてる。噛んだ人はまだ襲いかかろうとしている。

私は近くにあった消火器でそいつの頭を殴った。

「はぁ....はぁ....」


死んだ.....？


あ、社長は....


社長は肩を抑え口から血を吐きながら言った

「真紀くん...私はもうダメだ...車のキーを渡すから...逃げなさい....トランクにきっと役立つ物があるはずだ.....さぁ早く」


「でも！社長！」


「真紀くん、最後の仕事を与えよう....早く逃げ....まだ、外にいる噛まれていない人を助けるんだ.....それと君は私の妻と子を知ってるな？もし、会ったら私の事を伝えて欲しい....いきていても、しんでいても....頼むぞ」


「さぁ、早く逃げるんだ。真紀くん！」


「はい！」と涙ぐみながら車の鍵を開けエンジンをかけた。


後ろを振り向くと社長が笑顔で手を振っていた....次の瞬間、社長は複数の人に襲われた。


私は涙を拭いて、車を出した。


駐車場をでて暫くすると住宅街へと向かった。


私は行ってみた。


すると100m先に女の子がいた。そして後ろに人...いや....ヒトが


間に合うかなと不安になり

私は社長の言葉を思い出した。


「噛まれていない人を助ける.....」


そうだ、私は.....


「社長、約束...必ず守ってみせます！」


私はスピードを出した。


車がヒトに当たり、飛んで行った。


私はこちらを見て呆然として立ってる女の子に

言った


「早く乗って！」


と、

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